BMWには多くの車種がありますが、シリーズは全て番号が振り分けられているので車に詳しくない人からすると何がなんだか分からないですよね。
おまけにMシリーズやアルピナまで入ってくるともうお手上げ!
ということで、BMWのシリーズ毎の違いをシリーズ順にして簡潔にまとめてみました!
高い順になるとどうなるのかもまとめています。
BMWのシリーズ毎の違いを簡潔にまとめてみた!
2018年10月現在、BMWジャパンの公式サイトに掲載されているモデルをざっくりご紹介いたします。
車種 | 解説 |
1シリーズ | BMWのコンパクトハッチバック。最もお手軽に駆け抜ける喜びを体験できるモデル。かつては3リッターのエンジンを搭載した羊の皮を被った狼のようなグレードも発売されていたが、2シリーズに名前を変えた。 |
2シリーズ | 旧1シリーズクーペ。軽量コンパクトがウリ。この車を買う人は本当に走るのが好きな人だと思う。2シリーズツアラーというコンパクトなミニバンもあるが、名前が同じだけで全くの別物。 |
3シリーズ | 最もオーソドックスな売れ筋車種。セダン・ワゴンなど実用性と運動性能を兼ね備えた優等生。 |
4シリーズ | 旧3シリーズクーペが4シリーズとして独立して誕生。3シリーズとは血を分けた兄弟のような存在ですが、元々は3シリーズだったのです。 |
5シリーズ | 3シリーズでは物足りない人のための5シリーズ。セダンとワゴンが用意されています。3シリーズの上位車種的位置づけ。 |
6シリーズ | ラグジュアリーさと駆け抜ける喜びをミックスさせた大型クーペ。かなりデカい。 |
7シリーズ | BMWのフラッグシップであるショーファードリブン。ラグジュアリーの頂点にたつ車であるが、Sクラスの後塵を拝しがちです。 |
8シリーズ | 7シリーズクーペとも言える存在…ではあるけれども、実際は6シリーズの後継車種?大型のラグジュアリークーペと言ったところか。初代8シリーズは今でも語り継がれる名車。 |
SUV | |
X1 | BMWのSUVの中で最もコンパクトなSUV。とはいえそこそこの大きさはあり見栄えは悪くありません。 |
X2 | 2018年に投入された新型SUV。X1のクーペ版(5ドア)と言える存在であり、スタイリッシュなX2といえます。つまりX1とは血を分けた兄弟と言えますね。 |
X3 | 3というものの、実質は5シリーズのSUV版といえる車。価格も5シリーズとほぼ同じです。 |
X4 | X3のクーペ版。スタイシッリュX3といったところで、X3の兄弟ですね。 |
X5 | X3よりも一回り大きな大型SUV。アメリカンサイズなので日本で乗るにはちょっと苦労する。 |
X6 | X5のクーペ版。X5のスタイリッシュなお姉さんとでも言いましょうか。 |
X7 | BMW SUVの頂点に立つ車。とにかくデカい。 |
オープンカー | |
Z4 | ZがつくBMWはオープンカー。それっぽく言うと『カブリオレ』。 |
電気自動車編 | |
i3 | 小型の電気自動車。 |
i8 | ノブコブ吉村が買わされた車としても有名なi8。準スーパーカーと呼べるハイパフォーマンスカーです。不人気なためか中古車市場価格が大幅下落中。 |
大雑把に分けるとこうなります。
BMWのシリーズを高い順に並べるとどうなるのか?
グレード毎に分けると情報量が多すぎるので、各シリーズの最も安いモデルの最低価格を比較しています。
①ナンバリングシリーズ
順位 | シリーズ | 価格 |
1位 | 6シリーズ | 11,000,000円~ |
2位 | 7シリーズ | 10,930,000円~ |
3位 | 5シリーズ | 6,460,000円〜 |
4位 | 4シリーズ | 5,930,000円〜 |
5位 | 2シリーズ | 5,150,000円~ |
6位 | 3シリーズ | 4,310,000円~ |
7位 | 1シリーズ | 3,170,000円〜 |
基本的には数字が大きければ大きいほど高いのですが、2シリーズの最低価格は3シリーズよりも高いのです!
②Xシリーズ
順位 | シリーズ | 価格 |
1位 | X6 | 9,790,000円~ |
2位 | X5 | 9,200,000円~ |
3位 | X4 | 7,640,000円~ |
4位 | X3 | 6,540,000円〜 |
5位 | X2 | 4,360,000円〜 |
6位 | X1 | 4,200,000円~ |
Xシリーズは素直で、数字が大きくなればなるほど高額になります。
X7は恐らく1,000万円オーバーで1位の座を奪ってくるでしょう。
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BMWのシリーズ毎の違いを画像付きで細かく解説!
もうちょっと詳しく知りたい!
という方は下記をご覧ください。
画像を見流すだけでもイメージが湧きやすいと思います。
①BMW 王道ナンバリング編
Ⅰ,BMW 1シリーズ
セカンドカーとしても人気なBMW1シリーズ。
コンパクトハッチバックという取り回しの効くサイズ、ハッチバックならではのトランクスペースが魅力。
一応5人乗ることができるので、何でもこなせるオールマイティな1台。
Ⅱ,BMW 2シリーズ
1シリーズクーペという走るために生まれたようなコンパクトモンスターは、2シリーズと名前を変えて登場。
低速サーキットでは3シリーズや5シリーズより速いかも!?
2シリーズに乗る人の多くは、走るのが好きな傾向アリ。
Ⅲ,BMW 3シリーズ
街中で見かけることが最も多いのがBMW3シリーズ。
日本の道路を走るのにジャストフィットなサイズ感と、程よいカッコよさ。
万人受けする1台。
たまにホイールが汚れに汚れた3シリーズが走っていますが、洗車を怠るとあのようになってしまうので洗車はマメにしましょう。
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参考:BMW次期新型3シリーズG20がフルモデルチェンジ!日本発売は2019年3月?
ワゴンタイプの3シリーズツーリングも大人気。
ワゴンと言えば広いトランクルームがウリなので、旅行や遠出が好きな人にはワゴンタイプがおすすめです。
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参考:新型BMW3シリーズツーリングワゴンG21の日本発売は2019年10月か!?
Ⅳ,BMW 4シリーズ
旧BMW3シリーズクーペが4シリーズとして独立したもの。
グランクーペなる4ドアタイプや、カブリオレなど様々なバリエーションがあります。
Ⅴ,BMW 5シリーズ
3シリーズでは物足りないという人のための5シリーズ。
ボディサイズは大きく威圧感があります。
5シリーズツーリングなるワゴンタイプも人気です。
最低グレードと最上位グレードの価格差が数百万なので、直6を積んだ5シリーズはまごうことなき高級車です。
Ⅵ,BMW 6シリーズ
BMWが美しいクーペとは何か?を追求して作り出した1台。
4シリーズ同様4ドアタイプやカブリオレも存在しており、デザインの美しさには定評があります。
Ⅶ,BMW 7シリーズ
BMWのフラッグシップモデル。
後部座席は非常に広く、社長や役員送迎車として大人気?
M760LiというV12エンジンを搭載した、いい意味でバカげたとんでもないモデルも存在します。
Ⅷ,BMW 8シリーズ
2019年に復活する8シリーズは、事実上6シリーズの後継車種になると言われています。
6シリーズと比較するとマッチョで攻撃的なデザインです。
②BMW Xシリーズ SUV編
BMWはSUVと言わずにSAVという表現をするのですが、ややこしくなるのでSUVという表現を使っていきます。
Ⅰ,BMW X1
サイズ感ではミディアムサイズのSUV。
日本だとフォレスターやCX-5と同じ位置付けですね。
ただし、値段は別物のごとくX1の方が高いです(笑)
Ⅱ,BMW X2
香取慎吾さんがCMをしていることでも知られているBMW X2。
X1よりも都会派なデザインの1台。
Ⅲ,BMW X3
3シリーズのSUVと言われることもあるが、実質は5シリーズ。
本格派のオフローダーではありませんが、BMWのSUVといういい車です。
Ⅳ,BMW X4
2010年代半ばになって流行りだした、クーペタイプのSUVです。
実用性よりもスタイシッリュさを追求した結果の産物であるといえるでしょう。
Ⅴ,BMW X5
とにかくデカいアメリカンサイズのSUVです。
モデルチェンジにより悪路走破性が向上し、SUV本来の使用用途でX5を運転することができそうです。
Ⅵ,BMW X6
BBCの番組で、X6は悪路に強くないことが露呈しまった問題の動画はこちら。
X6の購入を検討される方は、舗装された道路の上で乗ってください。
……というのはモデルチェンジにより過去の話となったか!?
Ⅶ,BMW X7
京都の路地裏や世田谷の住宅街を走るには大きすぎるX7。
軽井沢の別荘に行くためのSUV型ハイヤーとして使うとサマになりそう。
③BMW Z4
BMW Z4は2シーターのオープンカーとして、一部では絶大な人気を誇っています。
かつてはZ3やZ8など色々なバリエーションがありましたが、2018年現在新車で発売されているのはZ4のみです。
3シリーズや4シリーズにもカブリオレ(オープンカー)はありますが、Z4はそれとは違う何か特別なものがありますね。
④BMW iシリーズ 電気自動車編
Ⅰ,BMW i3
とりあえず電気自動車というものを作ってみたということで生まれた1台。
車の電動化が進む中、BMWの今後の技術の支えとなる1台でしょう。
Ⅱ,BMW i8
『小排気量エンジン+EV』が登場するには、時代が早すぎたのかあまり売れず。
新車同然の個体が、新車価格の3分の2以下で中古車市場に流れているのが現状。
BMW Mシリーズは何が違うのか?
MシリーズはBMWのハイパフォーマンスを象徴するモデルです。
速く走ることを追求したスペシャルな仕様であり、Mの名前を冠するだけで車体価格は通常の2倍近くに跳ね上がります。
中には3倍近く値段に差がつくこともあります。
エンジンを始めとし、足回りやサウンドなど全体的に手が加えられ、通常のモデルとは一線を画しています。
例えるなら悟空は悟空でも、サイヤ人状態の悟空がMシリーズのような…
イメージとしてはそんな感じですね。
例)BMW 3シリーズ
318i SE:¥4,310,000~
M3:¥12,090,000~
しかしながら通常のモデルでは決して満足できない人達から愛されており、電動化の波が押し寄せる中でもMの名が消えることはないでしょう。
BMW アルピナとの違いは?
アルピナはBMWから独立している一つの自動車メーカーです。
しかしながら基本はBMWの車をベースにしてチューニングを施した車両を販売しています。
アルピナの車両も漏れなくハイパワーなのですが、速く走ることをひたすら追求するというよりは、ラグジュアリーさを残し気品を保つことにも重点を置いています。
内装が美しく、特徴的なホイールと専用のアルピナエンブレムが装着されたマニア向けの一品と言えるでしょう。
BMWのシリーズ毎の違いまとめ!
BMWと言えどもピンキリであり、その選択肢は非常に多いです。
1つの車種で多くのグレードが用意されており、グレードによっても装備や価格は大きく変わってきます。
ざっくりとではありますが、BMWのシリーズ毎の違いを少しでも覚えていただけたら幸いです。
よく分からないということであれば、『シリーズの違い=ぱっと見でのサイズと形の違い』と思っていただければ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!