ボルボの中で非常に人気があるのがハッチバックの『V40』ですね。
V40のグレードはいくつかありますが、一体どのような違いがあるのでしょうか。
●T2
●T3
●T5
●D4
の主な違いはエンジンとギアにあるようですが、どのグレードが一番お買い得なのか!
ガソリンとディーゼルの違いも含めて、おすすめのグレードを紹介していきたいと思います。
ボルボV40のグレードと価格一覧をざっくりご紹介
①ボルボV40 T2 Kinetic
¥2,990,000~
●1.5L直列4気筒ターボエンジン
●122馬力
●6速AT
V40の中では最も安価なベースグレードです。
他のメーカーでは下位グレードには安全装備がついていなかったり、オプション装備であるケースが多いのですが、V40では全てのグレードに安全装備を標準で装備しています!
ここがボルボの凄いところ。
なのでこだわらなければT2でも満足できる仕様になっています。
②ボルボV40 T3
¥3,390,000~
●1.5L直列4気筒ターボエンジン
●152馬力
●6速AT
T3はT2と比較して最高出力が30馬力ほど向上しています。
T3は『Kinetic』『Momentum』『Inscription』の3つのグレードに細分化されており、それぞれで全く違う性格であるため次の項目で詳細をお伝え致します。
③ボルボV40 T5 R-Design
¥4,550,000~
●2.0L直列4気筒ターボエンジン
●245馬力
●8速AT
V40の中でも走りにこだわった1台であり、2.0Lのパワフルなエンジンを搭載しています。
R専用のエクステリア、専用ステアリングや専用フロアマットが装備されたスペシャルな仕上がりです。
④ボルボ V40 D4
¥3,690,000~
●2.0L直列4気筒ターボエンジン
●190馬力
●8速AT
V40の中で唯一ディーゼルエンジンを搭載しているモデルです。
T3のディーゼルエンジン版と言えますが、エンジン以外の最も大きな違いは搭載しているトランスミッションの違いでしょう。
T3は6速ATであるのに対して、D4は8速ATを搭載しているのです。
細かい違いではありますが、D4の方が変速がスムーズで乗り心地が若干いいことが予想されます。
ボルボV40のグレード『T3』『D4』を細かく紹介
T3とD4には3つの細かいグレードが用意されています。
それぞれがどのような違いがあるのかをご説明いたします!
①Kinetic
ベースとなるグレードです。
必要最低限の装備がついていますが、このグレードの特徴は以下の通り。
●パワーシートではない(電動ではない)
●後部座席にアームレストがない
●パドルシフトがついていない
●16インチアルミホイール装着
悪いところばかり挙げてしまいましたが、特にこれがないと物足りないという重大な装備が欠けているわけではないかと思います。
パワーシートは壊れたら修理が大変で高額ですし、そういった面ではむしろメリットかもしれません。
家族で乗るのであればまだしも、自分しか乗らないのであればシートポジションを頻繁に変えることはありませんしね!
②Momentum
V40の中間グレードにあたるのが『Momentum』です。
Kineticより45万円ほど高額
●運転席がパワーシート(電動)
●パドルシフト装着
●シートの生地が少し豪華に
●17インチアルミホイール装着
●HDDナビを標準装備
●12インチの地上波TV
45万も高額になっている一番の原因はHDDナビとTVの標準装備でしょう。
オプション価格で¥210,000の装備なので、価格差の約50%はこの装備が占めています。
最近はスマホナビが優秀かつお手軽なので、マストの装備ではないのかもしれませんね。
また、Kineticよりも標準装備のホイールが1インチアップしています。
③Inscription
最も豪華なのがこの『Inscription』。
高額なだけあって色々な装備が充実しています。
Kineticより75万円高額
Momentumより30万円高額
●ハーマンカードのスピーカーを標準装備
●助手席もパワーシート(電動)
●シートヒーター標準装備
●本革シート
●PCC装備
ボルボV40のグレード毎の装着ホイール
Kineticでもカッコいいホイールを履いているなという印象です。
それぞれのグレードで履けるホイールの幅が狭いので、見た目にこだわりたい方は要チェックですね!
ボルボV40の中で最もおすすめなグーグルは?
①走りにはこだわらない方は『T2』
T2でも安全装備は全て標準装備されており、これに関してはグレードによる差がありません。
そのため走りにこだわらないのであれば、T2でも十分満足できる仕様になっています。
②ちょっとこだわりたい方は『T3 or D4 Momentum』
ちょっと走りにこだわりたい、ワインディングロードを気持ちよく走りたい方には、Momemtumをおすすめします。
なぜかというと、Kineticにはとある装備が装着されていません。
●パドルシフト
Kineticにはパドルシフトが装着されていないため、少しでも楽しく走りたいという気持ちがあるのであれば、Momentumをお勧めいたします。
街乗りではあまり使わない機能ですが、楽しく走るのであれば必須装備です!
ボルボV40はガソリンとディーゼルのどちらがいい?
D4と同格のT3と比較すると、ディーゼルのD4の方が30万円ほど高いです。
しかしながらD4にはエコカー減税が出起用されるため、約18万円ほど減税処置が施されます。
※上記減税の適応は2019年4月30日まで
そのため実質の価格差は約12万円。
ディーゼルの利点は2つ。
●低速トルクが太く加速が滑らか
●軽油なのでガソリンが安い
軽油であるのでランニングコストは安いですが、12万円の価格差の元をとるには最低でも5万キロ以上走らなければ難しいのです。
●ディーゼルが好き
●10万キロは乗る!
というのであればディーゼルであるD4の購入をお勧めします。
ボルボV40に関する記事
[card2 id=”7124″ target=”_blank”]
参考:ボルボV40は故障やトラブルが多いのか?エンストの原因はプログラム不良?
[card2 id=”7139″ target=”_blank”]
参考:ボルボV40のサイズとラゲッジの寸法は?トランクにゴルフバッグは4個入る?
ボルボV40のグレードの違いについてのまとめ
ボルボの特徴はベースグレードでも安全装備が標準で装備されていることです。
そのためT2でも満足ができる仕上がりになっており、街乗りでは不満がでないかと思います。
装備にこだわり出すと400万円を超えてくるので、そこはお財布との相談になりますね。
しかしながらR-Designともなるとオプション装備を装着する必要がない程装備が充実しているため、ちょっと奮発してR-Designを選べば後から公開することはない・・・かもしれません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!