ポルシェ718ボクスターは先代の981型と比較し、エンジンが4気筒になってしまったことから、スペック的なダウングレード感が拭えませんが、ボクスタースパイダーはどうでしょう。
様々な噂が飛び交っていますが、どうやら非常に熱い仕様の1台となるようです!
それでは、2018年内に発表と言われているポルシェ718ボクスタースパイダーに迫ります!
ポルシェ”ボクスタースパイダー”とは?
ボクスタースパイダーとは先々代の997型ボクスターから設定されている、ボクスターの最上位グレードです。
走りに関連しない装備を徹底して省略することで軽量化を行い、走ることをストイックに追求しています。
幌も手動のソフトトップであり、通常のボクスターとは形状が異なります。
とりあえず雨風をしのげればいいというスタンスのようです(笑)
ボクスタースパイダーという名前は長いので、通称”ボクスパ”と呼ばれたりもしています。
新型718ボクスタースパイダーの画像
ロードテスト中の718ボクスタースパイダー
ニュルを疾走する718ボクスタースパイダー
快音を響かせながらニュルを疾走する718ボクスタースパイダーの姿が捉えられました。
新型718ボクスタースパイダーの動画
ニュルを疾走する718ボクスタースパイダーです。
このサウンドだけでご飯を食えそうな勢いです。
新型718ボクスタースパイダーのスペック
①エンジン&パワー
最上位グレードというだけあり、4気筒ではなく水平対向6気筒エンジンを搭載する予定です、シリンダーの数が減ってガッカリしていたファンにとっては朗報ではないでしょうか!
718型は981型より性能が上がっているとはいえ、シリンダーの数が減ってしまうと「えっ・・・」となってしまった方は多いのでは?
搭載されるエンジンは2017年にマイナーチェンジを行った991.2型のポルシェ911 GT3に搭載されている、4.0Lの水平対向6気筒NAエンジンを譲り受けるようです。
このエンジンは500馬力ものパワーを生み出すので、430馬力程度にデチューンされるでしょう。
間違いなく言えるのは、先代の981型ボクスタースパイダーは3.8L水平対向6気筒NAエンジンを搭載し375馬力のパワーを発揮していますので、718型ボクスタースパイダーはそれを上回る出力を叩き出してくるということです!
また、新型718ケイマンGT4にも全く同じエンジンが搭載される見込みです。
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②トランスミッション
トランスミッションは6速MTとPDKの設定から選べるようになるのか、はたまた6速MTはなくPDKのみの設定となるのか・・・
多くのポルシェがPDK(AT)化する流れですが、718型ボクスタースパイダーから6速MTの設定が消えることはないと噂をされています。
MTが設定され、水平対向6気筒NAエンジンが復活するとなると718型ボクスタースパイダーは非常に熱い1台となりそうですね!
[memo title=”まとめ”]
・991型GT3が搭載する水平対向6気筒NAエンジンを搭載予定
・6速MTとPDKの2つから選ぶことが出来る[/memo]
新型718ボクスタースパイダーの発売はいつ?
2018年末頃に発表され、2019年に発売されることが予想されます。
兄弟であるケイマンGT4も同じようなタイミングで姿を現すでしょう。
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新型718ボクスタースパイダーの価格は?
かつてのボクスタースパイダーの販売価格を参考に、新型718ボクスタースパイダーの新車価格を予想してみましょう。
①987型
6速MT:871万円
PDK:918万円
②981型
6速MT:1012万円
PDK:設定なし
上記から推測すると、718型ボクスタースパイダーは1000万円オーバーでの販売となることは間違いないでしょう。
新車価格は1050万円前後になると予想します。
まとめ
6気筒、自然吸気、6速MTの復活等々往年のポルシェファンだけでなく、車好きにとっても熱い1台として仕上がるのは間違いないでしょう。
ダウンサイジング、ハイブリッド化、MTの廃止等々車好きにとって悲しいニュースが続く中で、新型718ボクスタースパイダーには一矢報いてほしいですね!