レンジローバーヴェラールは2017年に登場した、レンジローバーイヴォークとレンジローバースポーツの間を埋めるグレードとして誕生しました。
レンジローバーヴェラールの価格やグレード、スペックの中でもエンジンやサイズ、燃費等様々な項目について解説してまいります!
レンジローバーといえば特に”サイズ”が非常に大きいことでも知られており、快適性や荷室が広いのは良いですが、全幅が広すぎると狭い道や駐車場で苦労してしまいそうですが、実際の運用上はどうなのでしょうか!?
レンジローバーヴェラールとは?
英国の自動車メーカーランドローバーが発売するSUVであり、小型のレンジローバーイヴォークと、レンジローバースポーツの中間に位置するグレードとして2017年に誕生したモデルです。
もっと分かりやすくいうなれば、レンジローバー4兄弟の3男にあたるグレードです。
とはいっても最上級グレードは1000万円近いので、幅広いニーズをカバーしていると言えるでしょう!
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”matsuken.jpg” name=”まつけん”] グレードが上がるだけで300万も値上がりするのか・・・。さすがは砂漠のロールスロイスだ。[/speech_bubble]
2018年ワールドカーオブザイヤーにも選ばれた車であり、世界に”美しい”と認められた車なんですね。
また、その他レンジローバー兄弟の記事はこちらです!
中古の3rdレンジローバースポーツのエアサスは故障する?注意点等!
レンジローバーヴェラールの画像
かつての角ばったレンジローバーとは決別をしたかのようなデザインを踏襲していますが、レンジローバーの持つダイナミックさは失っていません。
センターコンソールに訳の分からないスイッチが大量に設置されている外車がありますが、レンジローバーヴェラールは非常にシンプルに纏められており好感を持てます。
1回も押す機会がないようなボタンが設置されている場合もありますからね。
単に何の昨日かよく分らないから押さなかった、というだけできっと意味があるボタンではあるはずなのですが(笑)
この美しいデザインを保ちつつ、室内スペースを犠牲にしないという造形は素晴らしいです。
室内空間の快適性を損なってしまってはレンジローバーではありませんからね。
レンジローバーヴェラールのスペック
ヴェラールD180 | |
全長 | 4,820mm |
全幅 | 1,930mm |
全高 | 1,685mm |
車両重量 | 2,020kg |
ホイールベース | 2,875mm |
最小回転半径 | 5.6m |
タイヤ(前) | 255/60R18 |
タイヤ(後) | 255/60R18 |
エンジン型式 | 204DT |
排気量 | 1,999cc |
最高出力 | 180ps |
最大トルク | 43.8kg・m(430N・m) |
燃費(JC08) | 14.4km/L |
全幅については次項で詳しく説明するので、その他スペックについて説明しています。
まず気になったのが最高出力が180馬力ということです。
レンジローバーヴェラールの車重は2トンもあり、180馬力というのは少し非力ではないでしょうか。
と、思ったあなた!トルクをの数値は43.8kg・m(430N・m)とあり、トルクはモリモリです。
ガソリンターボの300馬力モデルを上回るトルクです!
なぜかというとこのエンジンはディーゼルエンジンなんですね。最高出力は低くとも街乗りにはきっと不自由しないでしょう。
レンジローバーヴェラールに搭載されるエンジンは下記4種類から選ぶことができ、パワーが上がれば上がる程値段は高くなります。
①直列4気筒ディーゼルターボ(180馬力)
②直列4気筒ターボ(250馬力)
③直列4気筒ターボ(300馬力)
④V型6気筒ターボ(350馬力)
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”matsuken.jpg” name=”まつけん”] レンジローバーってV8エンジンでデカい車体をモリモリ動かすイメージだったんだけど、時代は移り変わってしまったんだなあ・・・[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”paul.jpg” name=”マイケル”] 環境規制の影響だろうな。ちなみに900万円近く出すと380馬力のV6エンジンを搭載したレンジローバーヴェラールを手に入れることができるぞ! [/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”matsuken.jpg” name=”まつけん”] た、高い・・・[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”matsuken.jpg” name=”まつけん”]2リッターモデルなら自動車税が安くて済んじゃうね![/speech_bubble]
レンジローバーヴェラールの全幅について
さて、レンジローバーヴェラールの全幅ですが1,930mmとかなりデカくわがままボディであることは間違いありません。
コインパーキングに停める際はカツカツor停められないという場面も出てきますし、普通の機械式駐車場にはまず入らないでしょう。
でも意外と乗っているうちにレンジローバーヴェラールでは行けないような場所には自然と行かなくなってしまうもの。
普段通る道が狭い、家の駐車場に入りきらない!という場合でなければ意外と気にしなくてもなんとかなるものです。
レンジローバーヴェラールの荷室
英語で何言ってるのか正直よく分かりませんが、 実際に荷物を積んでレンジローバーヴェラールの荷室スペースを検証しています。
荷室の容量は673リッターと、かなりのものを積み込むことが可能なスペースを確保しています。
2列目シートを倒すと1,731リッターと驚異の収納スペースが出現し、ちょっとした一人暮らしならこれ1台で大抵のものは運び出せるかもしれませんね。
・・・
冷蔵庫や洗濯機を入れるとさすがに無理か!
ちなみに画像だとこんな感じです。
なんかよく分からない大きなゴルフバッグもどきを6個ぶち込めるみたいですね。
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”matsuken.jpg” name=”まつけん”]簡単に夜逃げができるぞ![/speech_bubble]
レンジローバーヴェラールの価格とグレード
①ヴェラール
直列4気筒2.0Lディーゼルターボ(180馬力)
6,990,000円
直列4気筒2.0Lガソリンターボ(250馬力)
7,150,000円
直列4気筒2.0Lガソリンターボ(300馬力)
7,780,000円
V型6気筒3.0Lガソリンターボ(380馬力)
9,080,000円
②ヴェラールS
直列4気筒2.0Lディーゼルターボ(180馬力)
8,000,000円
直列4気筒2.0Lガソリンターボ(250馬力)
8,160,000円
直列4気筒2.0Lガソリンターボ(300馬力)
8,790,000円
V型6気筒3.0Lガソリンターボ(380馬力)
10,090,000円
③ヴェラールSE
直列4気筒2.0Lディーゼルターボ(180馬力)
8,720,000円
直列4気筒2.0Lガソリンターボ(250馬力)
8,880,000円
直列4気筒2.0Lガソリンターボ(300馬力)
9,510,000円
V型6気筒3.0Lガソリンターボ(380馬力)
10,810,000円
④ヴェラールHSE
直列4気筒2.0Lディーゼルターボ(180馬力)
10,050,000円
直列4気筒2.0Lガソリンターボ(250馬力)
10,530,000円
直列4気筒2.0Lガソリンターボ(300馬力)
10,840,000円
V型6気筒3.0Lガソリンターボ(380馬力)
12,140,000円
その他ダイナミックRやファーストエディション等のグレードもありますが、代表的なグレードは上記のものです。
とにかく価格帯の幅が広く、上位グレードは相当お金を持っていないとなかなか手が出ませんね~
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”matsuken.jpg” name=”まつけん”] バリエーション豊かすぎ![/speech_bubble]
レンジローバーヴェラールの燃費
ディーゼルターボモデルのカタログ燃費は14.4km/Lとかなり優秀ですが、実燃費はどのようなものでしょうか?
街乗りでは10km/L弱、高速道路ではカタログ燃費と同じくらいの14km/L程度の燃費を叩きだすことができるようです。
ディーゼルなので軽油で安く済みますし、なおかつ燃費がいいですね!
レンジローバーヴェラールの動画
とにかく車は動画を見なければちゃんとしたイメージを掴むことが出来ないと思います。
みんな大好きロペライオチャンネルではレンジローバーヴェラールの取り扱いがなかったので、上記動画で許してください(笑)
最後に
レンジローバーヴェラールのスペックやグレード、価格について触れましたが、非常に魅力的なSUVであることが分かりました。
発売したばかりで中古車でも700万を超える価格で販売されていますが、お金に余裕がある人は購入を検討してみてはどうでしょうか?
少なくとも頭金0のフルローンを組めるような販売価格ではありません(笑)