中古車の3rdレンジローバースポーツの価格帯をご存知でしょうか?
300万円から400万円の間で低走行の3rdレンジローバースポーツを購入することができるのです。
300万円~400万円の価格帯だと中古車とは言え、比較的程度の良いレンジローバースポーツが手に届く範囲となるのではないでしょうか?
とはいえレンジローバーは「エアサスが壊れがちで修理代が高い」という声をよく聞いてしまいます。
そんな3rdレンジローバースポーツの中古車の故障・注意点についてご紹介してまいります!
3rdレンジローバースポーツの故障・注意点
3rdレンジローバースポーツは2005年11月~2013年10月と、長きに渡り販売され続けていました。
3rdの中でももちろん年式が新しい方が比較的故障が少なく、程度がよい個体が多いでしょう。
どうしても故障が嫌だというのなら、お金を出して新しいレンジローバーを買うか国産車を買うしかありません。
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①電動ミラー開閉の故障
電動のドアミラーがうまく作動しない、変な方向を向いてしまう、という故障の事例が報告されています。
工場で直しても再発してしまったり、お粗末な結果となることもあるようで・・・
②パワーウィンドウ開閉の故障
外車だとありがちなパワーウィンドウの不具合ですね。
パワーウィンドウレギュレーターという部品が故障すると、ウィンドウが下がらなくなったり、逆に上がらなくなったりしてしまいます。
下がらないのはまだしも、下げたまま上がらなくなってしまうと防犯上よろしくないですね。
パワーウィンドウレギュレーターは突然壊れる場合があるので、対策のしようがないのですが納車時についでに交換してもらうという手段をとれるかもしれません
レンジローバースポーツのエアサス故障について
レンジローバースポーツのエアサスは高額なので、経年劣化による交換や故障の際に数十万円が吹っ飛んでいく可能性があります。
エアサスのゴム部品は最低5年はもつと言われていますが、初代レンジローバースポーツが2013年に発売されてからすでに5年が経過しているので、要注意ですね。
特に年式が古ければ古いレンジローバースポーツほどエアサス部分には気を付けた方がよいでしょう。
ただエアサスが壊れた!というのはお腹が痛い・・・というのと同じくらい抽象的な表現であり、エアサス故障の原因は多岐にわたります。
ベローズというエアを貯めるゴムのチューブからエアが漏れているのか、はたまたセンサーがエラーを起こしているのか、エアを圧縮するコンプレッサーが壊れているのか。
等々エアサス故障といっても原因を突き止めなければ直すことはできません。
そして、数十万円が吹っ飛んでいくような修理というのは”エアサスのまるごと交換”を行った場合です。
センサーのエラーを解消したり、ゴム関係の部品を交換するくらいだともっと安く済んでしまう場合があるので、エアサスが故障しても必ず高額修理になるわけではないのです。
3rdレンジローバースポーツの走行距離に注意?
中古車で走行距離が5万キロ程度だと、まあまだまだ走りそうだな~と思うでしょう。
しかしながらレンジローバースポーツは走行距離が5万キロを超えてくると、ゴム関係のパーツや電装系を中心にヘタってくる可能性があります。
他の車もそうなのですが、レンジローバースポーツの場合は少しばかり危険度が高いです。
絶対壊れてくるわけではありませんが、お金をケチらずに低走行な個体や整備が行き届いた個体を購入したいですね!
3rdレンジローバースポーツが故障した時は?
レンジローバースポーツが故障したときどこで修理をすればいいのか?大きく分けて2つです。
①ディーラーに持っていく
もっとも無難な選択肢ではありますが、修理費や整備費が高額になりがちです。
②信頼できる整備工場に持っていく
ディーラーと比較して安価であり、高品質なサービスを受けられることがメリットです。
口コミや同じくレンジローバースポーツに乗っている仲間内から情報を聞き出したり、SNSでくまなく探したりと、労力が必要になるかもしれませんね。
でも腕のいい店を探し出すことが出来れば、安心してレンジローバースポーツに乗ることができますよ!
レンジローバーはエアサス故障とかが心配だけど…
3rdレンジローバーは角張ったデザインを採用した最後のレンジローバーです。
そのため現行型よりも3rd以前の方がいいというオーナーには未だに人気を博しています。
エアサスの故障は常に頭をよぎってしまいますが、魅力的な車であることは間違いないので、覚悟を決めて3rdレンジローバースポーツライフを始めてみてはどうでしょうか!?