2019年3月29日にレクサス台湾が「上海モーターショーにて」新たなレクサスを発表すると報じました。
これだけでは一体どんな車両なのか分かりませんが、この車両はレクサス初のミニバンとなる可能性が高いと見られています。
その名も『レクサスLM』。今回は新型レクサスLMについて、
- 事前情報を含めた最新情報
- 日本で売れそうなのか考察
という2点をメインにお届け致します!
※デザイン画像に関しては公開後詳細をお伝えします。
新型レクサスLMの事前情報
①レクサス台湾が新型車両の発表を示唆
LEXUS |THE LUXURY OF SPACE
LEXUS 如何跳脫交通工具的限制?
當車輛升級為個人專屬的私密空間時…
對她,您可以有更多想像。即 將 現 身
@ 2019 上海車展。
中国語で何を言っているのかわかりにくいかと思いますが、「LUXURY OF SPACE」を打ち出しており室内空間が売りであることは間違いありません。序文も「レクサスはどのようにして輸送の限界を飛び越えるのですか?」となります。
つまり新型レクサスは積載能力が高い新型車両であることが伺えますね!積載能力が高いとなるとトラックやミニバンが想定されますが、高級ブランドとして打ち出したレクサスがトラックを製造するとは考えにくいです。
そのため、消去法で新型レクサスはミニバンである可能性が高いと思われます。
②レクサスLMが商標登録
台湾で示唆された新型レクサスは『レクサスLM』という名前で発売される可能性が高いと見られています。なぜなら2018年に『LEXUS LM300h』『LEXUS LM350』という名前で商標登録されているからです!
LMは「LUXURY MINIVAN」の略称ではないかということも、まことしやかに囁かれています。
一時期はコンパクトカーに使用される名称とも言われていましたが、2019年4月現在はミニバンに使用されるという線が濃厚です。
新型レクサスLMのデザインは?
画像を見る限りレクサス特有の『スピンドルグリル』が装着されているのが分かります。
それ以外は全くと言っていいほど何も分かりませんん(笑)
上海モーターショー、もしくは情報が入り次第更新していきます。
新型レクサスLMは日本で売れるのか?
あまり売れないんじゃないかと思います(笑)
なぜならニーズがないから。なぜニーズがないのか?そう思う理由を2つ挙げてみました。
①高い金を払ってミニバンを買わない
ミニバンって基本的には移動の道具として使われるものであり、
- デザインが好きだ!
- ミニバンの運転が楽しい!
という人はそんなに多くはないでしょう。「家族が増えたからミニバンを買う。」という理由がメインなのかなと思います。
高価格帯の車を買う人の心理って「見栄を張りたい」か「よっぽど車が好き」かのどちらかなんです。ミニバンはどちらにも該当するのが難しいんです。あくまでも道具として捉える人が多いからですね。
そのため非常に高額なミニバンというのはそもそもニーズが無いんじゃないかと思います。ミニバンでは「見栄を張る」という欲を満たすことは難しく、「よっぽどミニバンが好きな人」って少なくないですか?
②アルヴェルを超えるのはオーバースペックでは?
「いいものを作れば売れる!」という時代がありましたが、今はそうではありません。
家電メーカーがいい例ですね。色んな機能を組み込んでも結局ユーザーはそこまで高機能求めていないんです。使いこなせませんし(笑)だから新興国のメーカーに日本は追いやられてしまったんです。
新型レクサスLMが発売されれば、『アルファード』や『ベルファイア』よりも高額になることは間違いないでしょう。問題は「それより更に上のミニバンが必要とされているのか?」ということ。
アルヴェルは『パワー』『広いスペース』『上質な移動空間』の三拍子を揃えており、正直文句なしの出来映えです。デザインは賛否両論ですが(笑)移動の道具としては高得点です。
この2台以上のミニバンが登場してもオーバースペックで、顧客はそこまでのものを求めていないのではないでしょうか。
ちなみにですが、アルファードとヴェルファイアは統合されて1つの車種になる可能性があります。
参考:新型アルファードはモデルチェンジでヴェルファイアと統合したらどうなる?
新型レクサスLMのまとめ
- 上海モーターショーでお披露目
- ミニバンである可能性が高い
- 新型レクサスLMは日本ではオーバースペック
ミニバンって基本的には移動の道具。それ以上でも以下でもないという考えが一般的です。超高価格帯のミニバンが日本で売れるとは思えず、恐らく日本では発売されないのかなと思います。
それでも発表そのものは楽しみですね。