2019年3月から放映が始まったホンダ『オデッセイ・ハイブリッド』のCMですが、とても美しい場所です。
このスタジアムのような美術館のような場所はスペインのバレンシアです。実際にオデッセイを走らせたのかは不明ですが、スタッフはちゃんと現地に足を運んだようです。
今回は、
- バレンシアがどこなのか?
- バレンシアのどこで撮影したのか?
そんな情報をお届けしていきます!
2019年オデッセイのCMのロケ地・撮影場所はバレンシア
①バレンシアってどこにあるの?
バレンシアはスペインの東側にあり、地中海に面した都市です。ちなみにスペインは欧州の左端の方にあります。
西洋建築が立ち並ぶ美しい景色が広がっています。まさにバカンスにはぴったりと言えるような夢の町ですね。コバルトブルーの海もとても綺麗です。
日本からだと成田空港からバレンシア空港まで乗り継ぎを含めて約24時間のフライトとなります。丸一日って結構エグいです(笑)
ホンダの撮影班はこんなに美しい場所でオデッセイ・ハイブリッドの撮影を行ったんですね。現地法人が撮影をしたのかとは思いますが、費用面を考えると比較的多くの額を投資しているのかなと。
②バレンシアの芸術科学都市とは?
芸術科学都市と銘打っていますが、〇〇市のような市町村的なものではありません。
芸術科学都市とは5つの現代アートのような建築物がある場所のことです。
- ソフィア王妃芸術宮殿
- レミスフェリック
- ルンブラクレ
- フェリペ王子科学博物館
- オセアノグラフィック
の5つの建築物が連なっているんですが、次は1つ1つどんなものか簡単にご紹介をしていきます。軽く旅行をしているような気分で読んでみてください!
バレンシアの芸術科学都市の見どころ
①ソフィア王妃芸術宮殿
ソフィア王妃芸術宮殿は、一言で表すならおしゃれな劇場です。
1500席近いオペラハウスやメイン劇場、その他にも小さな劇場を兼ね備えた大型の劇場です。ただのオブジェクトではないんですね。
劇場の名前を冠する『ソフィア王妃』は数百年前の歴史上の人というわけではなく、2019年現在もまだご存命です。豆情報としては、ソフィア王妃は闘牛が嫌いでなおかつベジタリアンだそう。
短絡的な考えですが、きっと温厚な人なんでしょう。
②レミスフェリック
『人の目』をモチーフに作られたこの建物の名前は『レミスフェリック』。
3Dを楽しめるIMAX(日本の映画館でもありますね)や、レーザーによる光り輝く美しいショーを見ることができる施設です。
デートスポットとして人気を博していそうな場所ですね。芸術科学都市の5つの建物の中では最も歴史が長く、最初に建築された建物となっています。
③ルンブラクレ
ルンブラクレは見ての通りの庭園です。
恐竜の骨のようなアーチが特徴的であり、まるで近未来の庭園のようです。ちなみにルンブラクレには『ジョン・レノン』の奥さんである『オノ・ヨーコ』の彫刻が置いてあります。
④フェリペ王子科学博物館
『科学館』とついているからには、この建物は科学館なのであります。
子どもから大人まで体験型展示を通じて科学を学べる素晴らしい施設です。ヒヨコが孵化する様子を観察したり、発電体験をしたり、気候変動や監視技術について学んだり。
引用:エクスペディア
修学旅行とかで行き先の1つにされていそうな施設です。
ちなみに名前を冠しているフェリペ王子は1世から6世まで存在していて、フェリペ王子6世は2019年現在現在もご存命です。そして2014年からは国王なので、すでに王子ではなく王なのです。
⑤オセアノグラフィック
『オセアノグラフィック』は水族館です。
シロイルカやイルカショー、サメが泳ぐ姿などを見物することができる本格的な水族館。水中のガラス張りのトンネルや、クラゲなんかも見どころの1つです。
2019年オデッセイのCM撮影の秘話
CMでも印象的な美しい青空は実際に撮影されたもの。
天候の変わりやすいバレンシアでの撮影は、タイミングとの勝負でした。引用:ホンダ公式サイト
実はバレンシアって天気が変わりやすく、気温も日によって結構違うんですよね。そのため青空を撮影するためには苦労したようです。
ただし実際にオデッセイを芸術科学都市で走らせたのかは不明です。恐らく実際には走らせておらず、合成かCGかと思われます。芸術科学都市を車で走るのは難しいと思います。
撮影許可を取って封鎖すれば別の話ですが。
まとめ
- ロケ地・撮影場所はバレンシアの芸術科学都市
- 芸術科学都市は5つの建物から出来ている
時間があれば一度は行ってみたいと思える場所ですね。
ホンダのオシャレなモダン感があふれるいいCMだと思います。