レクサスRXLという車種は存在しませんが、レクサスRXのバージョンLという3列シートモデルを総称して『レクサスRXL』と呼ぶことがあります。
3列シートSUVは数そのものはあまり多くはありません。
CX-8やランクル、レクサスLXなどの一部大型SUVに設定されているくらいですね。
基本的にSUVの3列目シートは狭いと称されていますが、レクサスRXLの3列目シートも狭いのか!?
迷った時にどちらを買うべきなのか、検証していこうと思います。
レクサスRXLとRXの違い
- 約40万円程高額
- 3列目シートを装備
日本で導入されているレクサスRXLは『450h』のみ。
つまり3.5LのV6エンジン+ハイブリッドの組み合わせとなります。
また他のグレードではFFが選択可能ですが、RX450hLでは4WDのみです。
通常のRXとの最大の違いは3列目シートの有無。
それに伴い全長と全高が僅かに拡大されています。
そして価格も大きな違いの1つでしょう。
RX450hLはRX450hと比較しても
価格に置いてはRX450h version Lと比較して約40万円程高額です。
Fスポとの比較になると約20万円。
RX450hLはエクステリアや本革シートなど、version L準拠なので価格差は約40万円程というのが正しい表現かと思います。
レクサスRXLの3列目シートは狭い
何年か前にRXLの3列目のシートに乗り込んだことがあります。
感想としては『非常に狭い』ですね(笑)実用性は低いです。
身長が180cm程度ある人だと、乗っているというよりは輸送されている感覚に陥るかと思います。
更に頭がルーフに直撃するでしょう。
友達を3列目シートに乗せて長時間運転していたら、恐らく嫌われます。罰ゲーム用に3列目シートを使うというのはアリですね(笑)
真面目な話をすると、幼い子どもなら大丈夫かなというサイズ感です。
オートサロンでCX-8に乗ったこともありますが、CX-8の3列目シートのほうが圧倒的に広いです。
これなら2時間位座っていてもまあなんとかなるかなという広さです。
上記の動画では緊急用にもならんと、狭さが際立っていますね。
3列目シートは乗り心地が肝!!
3列目シートって広ければいいというもんではないです。
乗り心地がかなり重要です。3列目シートは基本的に乗り心地が良くないものですから、手を抜いてある車だと本当に移動が苦痛です。
古いMPVの3列目シートに長時間座って移動したことがありますが、あれはまさに地獄でした。
乗り心地が最悪でお尻が痛くなるんですよ。
座席ではなく輸送スペースと言っていいほど、劣悪な乗り心地でした。
RXLの3列目シートに座って長時間移動したことが無いので何とも言えませんが、購入を検討されている方は3列目の広さだけでなく、乗り心地にも注目して試乗してほしいなと思います。
レクサスRXLの3列目シートの装備は何がある?
- ドリンクホルダー
- エアコンの通風孔
シートの中央にドリンクホルダーがあり、更にはボディの内側にはエアコンの通風孔があります。
居住スペース以外は、最低限の装備は備えていると言った感じでしょう。
ただしアームレストはありません。
アームレストがあったところで、快適性は向上しないとは思いますが。
レクサスRXLの3列目シートの乗り込み方は?
説明するまでもないですが、後部座席のドアから乗り込むことになります。
2列目シートを前に倒して、3列目に乗り込みます。
至って普通です。
レクサスRXLを購入するメリット
- 狭い3列目のシートが欲しいかどうか
- とりあえず最も高いRXが欲しい
これに集約されていると思います。
「とにかくデカイ方が良いんだ!」という方にとっては、RX450hから110mm延長された全長をどう考えるかが判断基準になるでしょう。
後は3列目シートをどう考えるかですね。
大人を載せることを前提にしているのであれば、CX-8の方がいいですね。
ミニバンの選択を迫られている高給取りのお父さんにとっては、まあアリなのかなと個人的には思っています。
レクサスRXLとRXのどっちが買いか?
小さな子供しか座れないような3列目シートに対して、余分に40万円を支払っても良いと思えるならRXLを購入してもいいのではないかなと思います。
- よくレクサスはこれでゴーサインを出したな
- 3列目が使いたいならCX-8を買うでしょう
といわれる代物なので、3列目シートに期待して購入すると恐らく痛い目を見るのではないでしょうか。