日産の新型次期ノートのフルモデルチェンジは2019年か2020年と予想されています。
- スライドドア追加
- e-POWERハイブリッド
の2点が噂されていますが、果たしてこの2点は現実的なのでしょうか?
正直かなり怪しいと思うので、考察してみました。
ちなみに最大のライバルであるアクアも近々フルモデルチェンジと言われていますね。
日産新型次期ノートはスライドドアが追加される?
されないでしょう。
スライドドアがあると確かに楽で、ユーザビリティは向上します。
子供が思いっきりドアを開けて、壁や隣の車にぶち当たるというリスクもなくなります。
しかしながらスライドドアはレール強いて配線を繋げば設置できるというものはありません。
最も大きな障壁はデザイン上の制約になります。
ドア部分は地面と平行にした方が作りやすいため、デザイン上どうしてももさっとしてしますます。
曲線を描きながらリアに流れるようなデザインの採用が困難なわけですね。
更に開口部が大きくなることも相まって、リアのデザインが大きく制限されてきます。
一般的に言うカッコよさを犠牲にして、スライドドアを取り付けることになるんです。
デザインを犠牲にせずにスライドドアを設置することは、コンセプトカーなどを見ていると不可能ではありませんが、コストが大幅に増加されてしまいます。
日産ノートは低価格帯の車なので、ここに投資をすることは考えにくいですね。
日産新型次期ノートはe-POWERハイブリッド追加?
これもまずないでしょう。
e-POWERにはエンジンが搭載されていますが、これはモーター発電専用のエンジンです。
エンジンで発電したモーターのエネルギーを得るのがe-POWERの原理です。
ハイブリッドとなると、更に発電用のモーターを取り付けるというよく分からない構造になってきます。
重量増、発電用モーターの配置場所等多くの問題がでてきます。
セレナe-POWERが7人乗りなのはバッテリーの配置スペースによるものです。
通常のセレナは8人乗りでしたがスペース確保ができなくて、泣く泣く最大乗車定員が7人になったのです。
ハイブリッドにすると…燃費が良くなるのかもしれませんが、デメリットが大きすぎますね。
コストも増えますしそれに見合うほど燃費が向上するとは思えません。
そのためe-POWERハイブリッドの実現はほぼあり得ないかと思います。
日産新型次期ノートのデザインのベースはLeafか?
日産のデザインのアイデンティティはVモーショングリル。
フロントがVの字を連想させるデザインになっていますね。
結構嫌われていますが個人的にはそこまで叩かなくても、と思います(笑)
新型次期ノートでもVモーショングリルを採用するのは間違いないでしょう。
新型次期ノートのデザインのベースはズバリ『新型Leaf』になるかと思います。
ノートのEV版とも言えるような車であり、相違点は色々ありますが一般的に見たイメージはその程度です。
車の形も似ていますし、セグメントも同じです。
新型リーフ、結構カッコいいと思うんですけどね。
日産新型次期ノートのフルモデルチェンジまとめ
- スライドドアの設定
- e-POWERハイブリッド
の2点は実現の可能性が非常に低いとみています。
技術革新が起こればスライドドアの設定も夢ではないでしょうが、その日が訪れるのはまだ先になるでしょう。
e-POWERハイブリッドはデメリットが多すぎるのでまずありえないでしょう。
日産は国内販売にあまり力を入れていませんが、ノートは数少ない売れ行きが好調な車でもあります。
フルモデルチェンジに力を入れてくるのは間違いないでしょうし、アクアに余程差をつけられない限りは大きく売り上げが落ちることはないでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!