BMWの1シリーズは2019年にフルモデルチェンジを行います。
新型次期1シリーズはフルモデルチェンジにより、FRを捨てFFになり登場することになりますが、どのような評価を得ているのでしょうか。
実際に公道を走っているのは試験車両のみ。
ユーザーからの声が聞こえてくるのは当分先になりますが、期待値を含めてBMW新型次期1シリーズのフルモデルチェンジ情報についてお届けいたします。
BMW新型次期1シリーズのフルモデルチェンジ後のデザイン
①BMW新型次期1シリーズの予想レンダリング
海外のBMW新型次期1シリーズの予想レンダリング画像です。
画像を見る限りでは、3シリーズや5シリーズなどと同じフロントフェイスをしています。
現行のBMWの顔つきは概ね画像にあるような、キドニーグリルとヘッドライトの間に隙間がないデザイン、釣り針のように走るLEDがトレンドとなっています。
Z4やX7などの一部例外はありますが、その他は基本的にこのデザインを踏襲していくと見て間違いないでしょう。
また、画像では3ドア仕様になっていますが実際に日本にやってくるのは5ドア仕様となるでしょう。
②BMW新型次期1シリーズのスパイショット
ドイツのニュルブルクリンクを疾走するBMW新型次期1シリーズのスパイショットです。
ホイールが大きいためか全体的にかなり大きく見えますね
一瞬X1かと思うほどですが。これはカムフラージュ迷彩の影響でしょうか。
荷室と車内空間の拡充を行っており、その影響でボディが肥大化しているかもしれないという可能性はありますね。
BMW新型次期1シリーズはFFに!FRを捨て実用性は向上するが
BMWと言えば直6エンジンとFR。と言ったイメージはありますが、新型1シリーズはFRを捨てることになります。
新型1シリーズは一般大衆車で最も採用されているFFを採用します。
FAARというFF型のプラットフォームを採用し、このFAARは今後2シリーズツアラーにも使用されると考えられていますね。
FF化によって1台当たりの生産コストを落とすことができるため、コスト削減の意味を込めてのFF化でしょう。
また室内空間の拡充にも貢献しており、ユーザビリティの向上にも関与しています。
伝統よりもニーズを重視したという戦略の上での選択でしょう。
FRにこだわるのであれば、他のシリーズを買ってくれと。
そういうメッセージでしょう。
1シリーズはBMWの中でも販売台数が多く、その内何人が駆動方式にこだわるのか。
その中でも何人が駆動方式の違いを体感できるのか。
そんな議論が社内でなされていたのかもしれません。
BMW新型次期1シリーズの評価はどうなる?
CセグメントハッチバックのFRとして希少価値を発揮していた1シリーズですが、やはりFF化を残念と称する声はそこそこ聞こえてくるわけです。
FRというのはアイデンティティの1つでしたから、それを捨て去ることに抵抗感は出てくるでしょう。
ファンの評価は『がっかり』とも聞こえる声が大きいわけです。
それはBMWに対して『FR』であることに一種の価値を感じているからです。
FRじゃなければBMWである必要がない、となるとそのイメージとの落差に失望してしまいますからね。
BMWは『FR』に価値を感じるファンにはフォーカスをあてず、コストカットと実用性を重視する方針へ舵を切りました。
ちなみにFRにこだわらないのであれば、M140iという300馬力オーバーの怪物が発売予定とのことで期待は高まります。
搭載されるエンジンは直6エンジンではなく、2Lの直4エンジンになると思われます。
BMW新型次期1シリーズのフルモデルチェンジまとめ
ファンがFF化を残念がる様子が多く見受けられます。
ただし実際のユーザーの多くが駆動方式をそこまで気にしているのかどうかは不明です。
実際に街乗りだけで駆動方式の違いを体感するのは、それなりに経験がないと難しいものです。
とはいえアイデンティティの1つであるFRを捨て、FF化に移行するわけですから不安がるファンの掌を返すような車に仕上がっているといいですね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!