新型BMW8シリーズクーペが完全にベールを脱ぎましたね。
なんと発表されたのは2018年のルマン24時間耐久レースが開催されている最中のサルテサーキット!
では、今回はBMW8シリーズクーペの内装について、画像を用いて徹底解説を行ってまいります!
クーペということで後部座席は狭いのでしょうか?
BMW8シリーズクーペの内装①(前列座席)
BMW8シリーズクーペの前列席の内装の全体像は上記画像をご覧ください。
ドアの取っ手部分やセンターコンソールにシルバーを多用しており、単調な風景にならないように工夫が凝らされていますね。
細かい部分については後述します。
BMW8シリーズクーペの内装②(後部座席)
後部座席には2人座ることができますが、その室内空間はいかほどのものか・・・
まあとりあえず後部座席に誰かを座らせることを前提にしてはいけないかもしれませんね。
荷物を置く空間として機能してくれれば上等でしょう!
2ドアの後部座席に置いてあるものを取るのって結構めんどくさいんですけどね(笑)
BMW8シリーズクーペの内装③(細部)
Ⅰ、メーター
BMW8シリーズクーペにはフルデジタルメーターが採用されています。
左側がスピードメーター、右側がタコメーターであり、中央には現在地の情報が映し出されています。
メーターは意匠を凝らした作りとなっており、レーシングカーのインパネのようです。
メーターの動きを楽しむためについついアクセルに力が入ってしまいそうですね!
また、タコメーターを見た限りではレブリミットが6,500rpm前後で設定されています。
Ⅱ、液晶
BMW8シリーズクーペの液晶は上記画像をご覧ください。
最近は非常にワイドでコンパクトな液晶が流行っているようで、BMW8シリーズクーペもそれを踏襲しています。
この液晶画面ではナビの他に、天気や車内で流している音楽の情報を受け取ることが可能です。
タッチパネル式でスマホを弄るような感覚で操作できるかと思うので、今どきの人であればこのタイプのナビにはすんなりと慣れることができるのではないでしょうか。
ナビを見るとバルセロナの天気は曇り時々晴れ、気温は21℃、降水確率は30%のようですね。
ちなみに記事を書いている<2018年6月17日 12:18>現在のバルセロナの天気は晴れ、気温は21℃、降水確率は0%でした。
どうでもいいですね。
また、画像のBMWで流れていると思われる”Only The Truth”という曲を聞いてみたのですが結構癖があります(笑)
Ⅲ、シフトレバー
BMW8シリーズクーペはセミATではありますが、街乗りでは一切シフト操作を行わずに運転することが可能です。
レンジの切り替えはシーケンシャルシフトと同じように操作するため、レンジごとにシフトレバーの位置が変わるタイプではありません。
その点に関してはプリウスと同じですね。昔ながらのフロアシフトに慣れている人にとっては、最初は違和感を感じてしまうでしょう。
この画像を見てみると4つの走行モードが存在していることが分かります。
「SPORT(スポーツ)」「COMFORT(コンフォート)」「ECO PRO(エコ・プロ)」「ADAPTIVE(アダプティブ)」の4つですね。「AUTO H」は・・・自動運転かオートエアコンか何かのボタンでしょう。よく分かりません。
「コンフォート」モードはサスペンションの設定を調節して、極めて快適な乗り心地を約束。
「ECO PRO」モードでは、エンジン・レスポンスやシフト・タイミングを燃費が軽減されるように調整し、エア・コンディショナーもより効率を重視した設定に変更。燃料消費量を最大20%低減します
また、コースティング機能により、ドライバーが走行中にアクセル・ペダルから足を離しブレーキを踏まずにいると、エンジンが駆動系から切り離され、最高160 km/h まで惰性走行を行って燃費を向上させます。「スポーツ」モード、「スポーツ・プラス」モードでは、エンジンとサスペンションの設定がいっそうスポーティなものに調整され、クルマはよりダイレクトに反応し、よりダイナミックな走りをもたらします。
エンジンはより素早く反応し、トランスミッションのシフト・タイミングもよりスポーティなものに変化。さらに俊敏なドライビングが可能となります。アダプティブ M サスペンション装備車(オプション)の場合はサスペンションの特性も任意に設定できます。
見た感じではスポーツ・プラスは見当たらないため、オプションかM8の専用モードとなりそうです。
また「アダプティブ」という慣れない走行モードがありますね。ということで調べてみました。
「アダプティブ」モードは、サスペンション・システム、ステアリング、8 速オートマチック・トランスミッションの設定を、走行状況やダイナミック・ダンピング・コントロールの選択された走行モードに合わせて継続的に調整します。
「アダプティブ」モードを選択すると、コーナーや交差点、路面状況の変化に応じてサスペンションを調整し常に最適な走行セッティングでの運転が可能です。
要はその場その場で乗り心地やギアを最適な状態にしますよという機能。
多用するとぶっ壊れそう(小並感)
まあこれは実際に使用してみないと分からないですね。
Ⅳ、ドアの内側
前列席のドアの内側の内装はこのようになっています。
ドアロックのボタンはもちろんのこと、シートメモリー機能もついています。
シートの位置を調整するレバーが見当たりませんが、シートメモリー機能があるということは電動シートを採用していることは間違いないでしょう。
また、アンビエントライトが装着されており夜の車内にお洒落な雰囲気を漂わせることができそうですね。
大人のデートカー、羨ましい限りです!
Ⅴ、荷室
一言でいうなれば”狭そう”です。まあ大荷物を抱えてどこかに行くような車ではないので、荷室スペースには期待してはいけません。
また、後部座席を倒すことで荷室スペースはかなり広がりますし、後部座席に人を乗せることは滅多にないと思うのでこれで十分だと思います!
BMW8シリーズクーペの内装まとめ
BMW8シリーズクーペは約20年ぶりの復活となるわけですが、今は亡き6シリーズクーペの穴を埋める存在としても期待できそうです。
上質なジェントルマンのラグジュアリークーペとして、その地位を揺ぎ無いものとできるほどの車の出来であることを期待したいですね!