キングコング西野さんのクラウンのデザインが凄すぎて話題になっています。斬新かつ度肝を抜く金ピカ仕様はかなり人を選ぶ、ぶっとんだ仕様ですが、なぜこんなぶっとんだ仕様になったのか。
ニシノクラウンは西野さんが個人的に乗るために作ったものではないからです。では何の目的で作られたのか、これから説明していこうと思います!
キンコン『ニシノクラウン』の画像
今から僕も観に行きます!
QT @ym20704: 表参道ヒルズ。
クラウンをキングコング西野さんが、デザイン。存在感すごい。
滋賀から東京まで来ました。#ニシノクラウン #西野亮廣 #クラウン pic.twitter.com/u3xBCAVE8C— キンコン西野(新刊『チックタック』)📪 (@nishinoakihiro) 2019年3月12日
散々見てきたと思いますが、ダークブルーを基調にしたボディに、バンパーの一部・サイドスカート・ボディ上部・ミラーに金のラッピング?を施したデザインです。
かなり攻めたデザインです。
『ニシノクラウン』のデザインはダサいと言われるが…
金ピカのイメージはあまり良くはなく巷でもダサいと言われており、特に車が好きな人からするとかなり不評です(笑)ただしこの車ってそもそも、西野さんの個人的なセンスで公道を走ることを想定して作られたものではないんですよね。
西野さんはオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』を開設しており、その中でサロン生と作り上げたのがこの車。内部情報はサロン内の機密なので詳しいことは分かりません。当たり前ですね。
ニシノクラウンのテーマは『革新』。そこから出てきたのがナポレオンです。ナポレオンの帽子って上側が金色なんです。だからニシノクラウンはボディ上部が金ピカだと思われます。
そしてクラウンのニュルで鍛えた『走行性能』と『燃費』というクラウンの2つの武器を、伝説上の二本角の馬『バイコーン』と結びついてこのような車が出来上がったようです。恐らくこのダークブルーのカラーは『バイコーン』を意識しているのでしょう。
ニシノクラウンは『革新』というテーマを元にデザインされた一つのエンタメということですね。一つのエンタメとして捉えると面白い試みだと思います!
西野さんは「このクラウンが話のネタになればなあ」というエンタメとしての創造物なので、ダサいと言われることはきっと想定済みなんじゃないかと思います。
ところで。
バイコーンって何だ?と気になると思います。僕も最近読んだ漫画で初めて知ったので、次の項目で解説していきます。
ニシノクラウンのイメージ基の『バイコーン』って何?
バイコーンって聞き覚えが無いと思うんですが、2本の角が生えたユニコーンみたいなものです。『ユニ』は1、『バイ』は2なので2本の角が生えているということですね。
ユニコーンは純潔な乙女でないと近づけないとか、そんなイメージが浸透しちゃっていますが、バイコーンはそれと対をなすような存在。つまり不純を司る生物として世間に浸透しています。ただしユニコーンと比べると知名度は低い。
ハリーポッターでなにかの薬の原料として『バイコーンの角』が出てきたことで、少し知名度が上がったような気がします。
ユニコーンは白い1本角の馬として描かれることが多いものの、バイコーンは黒い2本角の馬として描かれることが多いですね。白は純潔、黒は不純をイメージしていると思われます。ただし昔のバイコーンは白く描かれていたようで、ユニコーンと似たような見た目だったようです。バイコーンも昔は純潔だったのかも。
ちなみにニシノクラウンが不純なのかどうかは分かりません(笑)そこまで計算されてデザインされていたのなら、さすがだと思います。
ニシノクラウンのまとめ
『ダサい』と話のネタにしているのは、すでに西野さんの術中にハマっているのかなと思いました。
個人的な一番の収穫はバイコーンについて詳しくなったことです。