エスティマと言えばかつてはトヨタの中でも売れ筋のミニバンだったわけですが、いつの間にかかなり影が薄くなってしまいました。
トヨタにはノアやヴォクシーなどの売れ筋のミニバンがあり、同価格帯にはアルヴェルコンビが鎮座しています。
2006年にフルモデルチェンジを行い、すでに誕生から10年以上が経過しているエスティマ。
2019年には生産終了も囁かれていますが、果たしてエスティマのフルモデルチェンジは行われるのでしょうか!?
【2019年2月8日】
2019年いっぱいで販売中止が決定した模様。
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エスティマは2019年に生産終了となるのか?
①エスティマはあまり売れていない!
エスティマの販売台数は年々減ってきており、2018年は月間で1,000台を上回った月がありません。
月平均で約700台程度しか売れていないんです。
それに対してアルファードとヴェルファイアを合わせた月間販売台数は、なんと7,000~8,000台!
似たような価格帯の、同カテゴリーの2台からは大きく差をつけられています。
何度か大幅に改良を加えてはいるものの。車体の根本は2006年から変わっていません。
フルモデルチェンジとなればTNGAの採用は間違いないでしょう。
となるとアルヴェルと同じプラットフォームの採用になるかとは思いますが、
②アルファードとヴェルファイアで十分?
エスティマって割と高いんですよね。
ミニバンの王者アルファード&ヴェルファイアと同じ価格帯であり、新車価格は340万円から。
アルファード&ヴェルファイアは銀メッキだらけで、純正でヤンキー感があって苦手という人にとってはエスティマというチョイスが選択肢に出てくるかもしれませんが…
見た目の好みはともかく、エスティマよりもアルヴェルのほうが内装の高級感は上。
オラオラ系のアルヴェルと、比較的おとなしいエスティマに対するデザインの感じ方の違いはあるかと思います。
とはいえアルファードは社有車でも使用されていますし、一般人のイメージはそこまで悪くはないでしょう。
高級であるアルヴェルに対して、高級感はないけど高いエスティマという構図が出来上がっています。
エスティマは長い歴史を持ったミニバンではありますが、同価格帯の高級感が台頭してきた以上、もしかするとエスティマは歴史から消えていくのかもしれません。
エスティマのフルモデルチェンジは幻?
2019年or2020年にフルモデルチェンジという噂もあります。
2019年に入ってしまい、すでに13年間フルモデルチェンジを行っていないのでいつ次期モデルが出てきてもおかしくありません。
もちろん生産終了となることも同様です。
個人的にはトヨタのミニバンのラインナップは多すぎるような気もします。
エスティマはフルモデルチェンジを行わずに生産終了となるのではないでしょうか。
トヨタがかつて販売していた『アイシス』も月間の販売台数が数百台と、売れ行きは良くなく2017年12月に姿を消しました。
エスティマもアイシスと同じ運命を辿るのではないかと思います。
『WISH』も売れ行き不調のため2017年11月に姿を消しました。
エスティマが生き残るにはここから大きく販売台数を伸ばす必要がありますが、それはもう難しいのではないでしょうか。