人気車種のボルボV40ですが、スウェーデン製の車ということもあり故障やトラブルが多いのかさっぱり想像がつかないかと思います。
●安全性は高いものの、故障やトラブルが多いのか?
●エンストすると聞くが原因は何なのか?
ボルボV40の故障やトラブルについての情報をお伝え致します!
ボルボV40の故障やトラブルと原因
①ボルボV40のエンスト事例と原因
ボルボV40はフルモデルチェンジを行い、現在発売されているのは2代目です。
2代目ボルボV40が日本で発売されたのは2013年のことですが、初期型ではエンストが発生するという報告がいくつか寄せられていました。
●停まった瞬間エンストしエンジンがかからなくなる
●高速道路でブレーキを踏んだらエンスト
●走行中に突如エンスト
●車内にキーがありませんと表示されエンジン始動不可
国土交通省のサイトを見ても多数報告が寄せられていますが、走行中にいきなりエンストする例は珍しくなく、非常に危険な不具合です。
原因はいくつか考えられますが、下記の原因が報告されています。
●キーの信号を拾わなくなる
●プログラム不良
V40は2014年にサービスキャンペーンでプログラムの書き換えを行いました。
そのため2013年生のボルボV40でエンストが起きた場合は、プログラムの書き換えを行っていない可能性がありますので、一度確認してみましょう。
これってサービスキャンペーンで済ましてていいレベルの不良なのでしょうか。
②ボルボV40のアイドリングストップ不良事例と原因
●アイドリングストップで停まってからエンジンが始動しない
●アイドリングストップでエンジンが切れない
アイドリングストップでエンジンが切れないのは、運転には支障がありませんが別の何かに発展しそうな嫌な予感がしてしまいますね。
エンジンが再始動しないのは大問題です。
●プログラム不良
●そもそも故障ではない
プログラム不良は①でも取り上げたように、プログラムの書き換えを行っていない車両で発生する可能性があります。
アイドリングストップでエンジンが切れない場合は、そもそも故障やトラブルではないという可能性があります。
1、エンジン始動後、または前回自動停止後に車速が5Km/hに達していないとき
2、運転者が、シートベルトのバックルを外したとき
3、メインバッテリーの充電量がレベルを下回っているとき(余り乗られない方に多く発生します)
4、エンジンが通常の作動温度に達していないとき(冬場に多いです)
引用:ボルボ・カーズ幕張
アイドリングストップでエンジンが切れないからと言って特に何か支障があるわけでもないですし、上記のアイドリングストップが作動しない条件に当てはまっている可能性がありますので、一度確認してみてください。
詳しい確認方法は上記のリンク先に記載があります。
工場長が解説しているので、信憑性は高いかと思います。
③エアコンのノイズが大きい
故障だとかトラブルという程度ではなく、エアコンを付けるとノイズが発生することがあるようです。
原因は以下の通り。
●モーターとファンのノイズ
運転に支障はなく、保証期間内であれば無償修理を行えた例があります。
しかしながら保証期間外であれば有償修理になるという報告も有、修理費用は10万円を超えるとか…
ボルボV40のサービスキャンペーンはいつまで有効?
サービスキャンペーンに期限はないため、今からでもプログラムの書き換えを無料で行うことが出来るかと思います。
場合によっては葉書が届かないこともあるので、気になるようであれば一度ディーラーに確認した方がいいかと思います。
もしこれからボルボV40の中古車を購入する予定があるのであれば、プログラム不良は気を付けたいところですね。
いきなりエンストして再始動できなくなったらたまったもんではありませんから。
ボルボV40に関する記事
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参考:ボルボV40のグレードT2, T3, T5, D4の違いを比較!ガソリンとディーゼルのどっちがいい?
ボルボV40の故障やトラブルに関する記事まとめ
ボルボだからと言ってあちこちが故障しまくるということはなさそうですが、やはり車である以上は故障しやすい箇所があったりトラブルが起きてしまうことはあるでしょう。
国産車ですら長く乗っているとノントラブルという訳にはいきません。
2013年式のボルボV40であれば、購入前にプログラム不良が起きていないかを販売店に確認した方がいですね。
また中古車であれば購入後も保証がついている店舗で購入すると心強いです。これはボルボに限ったことではありませんが。
V40は通好みの1台と言える車ですが、ベースグレードでも安全装備が充実した素晴らしい車です。
是非メンテナンスを怠らずに素晴らしいボルボV40ライフを楽しんでください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。