車をローンで買う時、車検証の車の所有者がローンの会社のままになっている方はいませんか?
車検証の所有者の欄に「カウカウファイナンス」的なことが書いてあれば、それは間違いなく所有者がローン会社になっています。
ローンを払い終わったり、銀行で乗り換えた場合は空いた時間に所有者解除を行いましょう!
後々めんどくさいのでさっさとすました方がいいです。今回はそんな所有者解除(すなわち所有者を自分に変更する)の必要な書類と、自分でやる方法を体験談を交えて伝授いたします!
猿でも分かる所有者解除をするための一連の流れ
所有者解除は名義変更とは違い結構簡単にできるのですが、所有者解除をやったことがないと正直チンプンカンプンです。
ということで猿でもわかる所有者変更の流れを簡単に説明いたします!
詳細は後述するのでとりあえず流れをつかみましょう。
[timeline]
[tl label=’STEP.1′ title=’自分で書類を取り寄せる’] 市役所かコンビニに行って印鑑証明を取得 [/tl]
[tl label=’STEP.2′ title=’ローン会社から書類を取り寄せる’] 書類を送ってローン会社から書類を取得
※STEP1と同時並行でもいいです[/tl]
[tl label=’STEP.3′ title=’陸運局にGO’]ローン会社から送られてきた書類、自分で取り寄せた印鑑証明と実印を持って陸運局にレッツラGO!
必要な書類を揃えた時点であなたの勝利です。[/tl]
[tl label=’STEP.4′ title=’陸運局で申請’]陸運局で書類を書いて申請し新しい車検証を交付[/tl]
[/timeline]
所有者解除のためにどこに行けばいいの?
自分の車のナンバープレートが分かれば下記サイトで検索可能です。
[sanko href=”http://www.moon-cross.com/unyu/namber.html” title=”ナンバープレートから検索” site=”全国の陸運局-運輸局一覧サイト”]
超分かりやすいですね!ということで、どこに行くのか分かれば書類を揃えていきましょう!
いや、分からなくても書類は揃えてください。
所有者解除に必要な書類その①ローン会社に用意してもらうもの
まずは車検証の所有者の欄に書いてある会社、すなわちローンを組んだ会社から必要な書類を取り寄せる必要があります。
自分で所有者解除を行う場合は、取り寄せが必要な書類は2点のみ!
ローン会社から葉書のような物が届くはずなので、そこに書いてある必要書類(車検証のコピー、免許証の裏表のコピー等)を送ることで、ローン会社から下記書類を取り寄せることができるはずです。
手を付けるのが億劫になりがちですが、よく分からなければとりあえずローン会社に電話してみましょう。
大体はこれで解決します。
①印鑑証明
この印鑑は実印として認められていますよ~という証明です。
これはそのまんま持っていけばOKです。
②譲渡証明書
車を引き渡したことを証明する書類です。
①の項目は車検証を見ながらそのまま書けば問題ありません。
慣れていないとどこの何を書けばいいのか迷いがちですが、まあ車検証を見慣れている人なんてそんなにはいませんのでご安心ください(笑)
項目と一言一句違わない文言で、車検証に同じ記載があります。そこに書いてあるものをそのまま書きましょう。
僕は何も書かずに持っていったので「ここに記入をお願いします」と窓口で言われました(笑)
どうしても自信がないというのであれば、とりあえず何も書かずに陸運局に持っていきましょう。
③委任状(自分で所有者解除を行う場合は要らない)
自分では所有者解除に行けない・・・という場合は必要な書類です。
本記事は自分で行くことを前提としていますが、第三者に所有者解除をお願いする場合はこの委任状が必要となります。
自分で行くのであればこの委任状は必要ありません。
所有者解除に必要な書類②自分で用意するもの
①印鑑証明
コンビニでマイナンバーカードを使うか、印鑑登録のカードを持って市役所等に行けば取得可能です。
恐らく印鑑証明の取得で躓く人が多数いそうなので、印鑑証明の取得方法が分からない方は下記をご参照ください。
[sanko href=”http://www.stampproof.com/cat6/post_10.html” title=”印鑑証明マニュアル” site=”– Certificate & Society – “]
印鑑証明を取得しないと始まらないので、めんどくさくても印鑑証明の取得は必須です!!!
印鑑証明と車検証と500円さえあれば何とかなるので。
②車検証(原本)
車のダッシュボードに入っているはずの、ファイルの中に保管してあるはずです。
そこにないということは誰かがどこかに持っていったということなので、そこになければどこにあるのか分かりません。
車検証はダッシュボードの中のファイルの中にほぼ間違いなくあるはずなので、探してみましょう!
③500円
陸運局に行ってから印紙を購入する必要があるので、500円は最低でも持っておきましょう。
クレジットカード払いは不可です。現金を持って陸運局に行ってください。
④実印(最悪なくてもなんとかなる?)
おっちょこちょいな人は実印がない!!!と焦ってしまうかと思います。
最悪実印がなくても身分証明書があればなんとかしてくれるはずですが、陸運局によっては何とかしてくれないかと思いますので頑張って実印を探しましょう。
⑤身分証明書(実印を忘れた時用)
実印を忘れてしまった場合、身分証明書で身元確認を行います。
まあ財布の中に免許証やら保険証やら何かしらの物があるはずですよね?
実印があれば身分証明書は不要です。
陸運局に行く前に最後の確認!
最後の持ち物確認を行います。必要な物が揃っているのであれば、すでにあなたの勝利です。
①ローン会社の印鑑証明
②譲渡証明書(ローン会社から送られてきたもの)
③自分の印鑑証明
④500円
⑤実印
⑥車検証
※第三者に頼む場合は委任状が必要
※代理申請の場合は代理人に実印を渡しておきましょう。信用が置ける人であれば。
自分で陸運局に行くのであれば、以上5つの神器がそろっていれば大丈夫です。
陸運局でも記入しなければいけない書類はあるのですが、窓口の人に話しかければ何を書けばいいのか教えてくれるので安心です。
自分でやる所有者解除の方法まとめ
必要な書類さえそろえれば、後は陸運局に行くだけです。
陸運局に行って何をすればいいのか分からない時は、「さっぱり分からないので、1から教えてください!」と窓口にいれば後は言われるがままです。
僕はそうしました(笑)
所有者解除をしないと車の売買を自由に行えないので、いざ車を売る時に非常に困ります。
時間がある時にささっとすませてしまいましょう!