6月1日(土)に全国ロードショーとなった映画「OVER DRIVE(オーバードライブ)」を見てきました!
興奮冷めやらぬうちに感想(レビュー)とあらすじを書いていきたいと思います!
ネタバレをする部分もありますので、記事を読む際は注意してください!
映画”OVER DRIVE(オーバードライブ)”の世界観
ラリーという競技が浸透している日本が、同作品の舞台となります。
現実の日本ではラリーが浸透している世界ではありませんが、劇中では首都高や街中の公道を閉鎖してラリーイベントが開催できるほどラリーが一般的なものとして浸透しています!
普通の一般人がWRCという単語を知っているほどですからね。
映画”OVER DRIVE”のあらすじ ※ネタバレ注意
主人公が所属するスピカレーシングのラリードライバーである檜山直純(新田真剣佑)と、同チームのチーフメカニックである檜山篤洋(東出昌大)がを中心としたヒューマンドラマであり王道のスポコンもの。
直純は世界最高峰のラリーイベントであるWRCに参戦するため、アジアを中心とした選手権であるセイコーカップラリーシリーズ(SCRS)でなんとしてでもシリーズタイトルを獲得したいと願い、選手権を戦っていくのだが・・・
①兄である篤洋の言葉
それは2人が子供の頃まで遡ります。
直純と篤洋は子供のころ、山の頂上から麓まで自転車で駆け降りてレースをしていました。
弟である直純は怖いもの知らずで、しょっちゅう怪我をしたり自転車を壊していましたが、兄である篤洋が必ず自転車を直してくれました。
「すぐ直してやるから。」
という篤洋の言葉があったからこそ、直純の怖いもの知らずな運転の原動力となり、レーサーになっても常に全開でアタックできていたのです。
②檜山兄弟の軋轢
公開中の映画「OVER DRIVE」に出演している清水ひまわりですが、”永瀬陽菜” 役を演じさせて頂いております!!!
物語のキーパーソンとなる重要な役です!
是非劇場で観て頂き、清水ひまわりや映画の感想をどしどしツイートお待ちしております◎#overdrive #清水ひまわり #信じて駆けろ #拡散希望 pic.twitter.com/FJfoqCbvzc
— マジカル・パンチライン公式(マジパン) (@MAGiPUNofficial) 2018年6月2日
檜山兄弟には幼馴染”陽菜”という存在がきっかけで、軋轢が生まれてしまっています。
二人には幼馴染の女の子である陽菜(清水ひまわり)がいて、直純は彼女に恋をしていましたが・・・
結局恋は実ることはありませんでした。
なぜなら陽菜は篤洋のことが好きであり、篤洋も陽菜が好きだったからです。
2人は両想いだったのですが、その思いを2人は知ることがないまま、陽菜は留学先のボストンで事件に巻き込まれ亡くなってしまいました。
直純は自分のとある嘘によりボストンへの留学行きを決意させてしまい、ボストン留学がきっかけとなり陽菜が亡くなったことにずっと負い目を感じており、「世界一のレーサーになる」という陽菜との約束に執着するようになります。
もう陽菜に嘘はつきたくないから、世界一のレーサーになるという約束を守りたいという一心で走っていたのです。
[memo title=”おさらい”]
・直純、篤洋は共に陽菜のことが好きだった
・直純は玉砕した際の一言で陽菜のボストン留学を決心させてしまう
・留学先で陽菜は事件に巻き込まれなくなったため、留学を決意させた直純はそのことに負い目を感じている
・世界一のレーサーになるという陽菜との約束が嘘にならないよう、なんとしても約束を果たしたい
[/memo]
③檜山兄弟の和解
2人の軋轢を生むきっかけとなったヒナという幼馴染の存在と死。
その真相と勝利へと向かう姿勢をお互いが認識し、水没したマシンを懸命に直し再び走らせるというイベントを機にチームが、兄弟が一丸となり、目標に向かって2人はチーム一丸となってシリーズ最終戦を走り出すのです。
「何が何でも、明日のスタートゲートに、こいつを連れて行くぞぉ!!」
という場面は劇中で最も熱いシーンなのではないでしょうか!
水没したマシンを復活させるなんて非現実的だと思ったあなた!
現実では水没したマシンを、たったの3時間で復活させた事例がWRCであるんです(笑)
映画”OVER DRIVE”の個人的感想(レビュー)※ネタバレ注意
王道のスポコンものであり、水没したマシンが復活するという展開は非現実的かもしれませんが、必死で直したマシンに再びエンジンがかかるシーンはとても熱くなりました。
メカニックたちが徹夜で懸命にマシンを復活させる姿に直純は涙を流します。
とにかく登場人物が全員ガムシャラで、自分も負けていられないな~と思った次第です。
また、水没したペースノートをドライヤーで乾かすシーンは、細かい演出の1つですがとても好きなシーンの1つです。
ペースノートはラリーにとって必要不可欠なものであり、その点をしっかりと理解していないと挿入できないシーンですからね。
ラリーが好きな人にとっては「おっ」と思わせるシーンの1つではないでしょうか。
スポコンものが好物な方にとっては心に響く作品であったと思います。
文字を読んでいるだけではOVER DRIVE(オーバードライブ)の魅力は理解できないと思うので、是非とも劇場に足を運んで見て欲しいと思う作品です!