ここ最近で”移動式オービス”なるものが登場し始め、オービスの場所を覚えているだけでは完全に対処しきれなくなってきています。
固定式オービスは事前にオービスがある旨の看板が設置されていたり、レーダー探知機等である程度対策ができていましたが、移動式オービスではどうなのでしょうか?
高速道路ではついついスピードが出てしまいがちですが、移動式オービスは高速道路にも出現するという情報もあり・・・
今回はそんな移動式オービスの対策について、検証して参ります!
移動式オービスってなんぞや?
オービスは基本的に固定されており、オービスを通る時だけ速度に注意していれば大丈夫・・・
というのが今までの状況でしたが、移動式オービスではそうはいきません。
なぜならこの移動式オービスは持ち運びができるため、神出鬼没なのです。
ものの数分で設置できるほどお手軽ではないのですが、昨日は何もなかったところに突如移動式オービスが現れる!ということは当たり前のように起きうるわけです。
移動式オービスは高速道路に現れるのか?
移動式オービスは路地裏や、スピードの乗りやすい一般道路に設置されるケースが多いため、高速道路上ではあまり見かけることはないでしょう。
しかしながら高速道路上での目撃情報はあるので、気を抜くことはできません。
①高速道路上の移動式オービスの例
②一般道での移動式オービスの例
交通取り締まりに“新兵器” スピード違反の摘発増える?(SBS、20180201)
2月1日午後、静岡市駿河区の通学路に設置されたのは新しい速度違反取り締まり装置です。高速道路などにある速度取締装置のように、レーザーで速度を図ると同時に写真を撮るhttps://t.co/NBPuJwzGny#移動式オービス(LSM-300) pic.twitter.com/udBrB7SX8J— washima (@awaxshima) 2018年2月2日
国道248号バイパス、可児市→多治見市方面側に移動式オービスが鎮座。物が意外と大きく形も特徴的なので遠目からでも割とすぐ分かる。 pic.twitter.com/WDgwRZZn1C
— aki (@aki_hiro0817) 2018年5月17日
移動式オービスはレーダー探知機で対応できるか!?
ものによってはできません!
移動式オービスの中には、レーザーを使用して速度を計測するタイプのものがありますが、これをレーダー探知機で対応するのは無理でしょう。
GPS式のレーダー探知機だと、常日頃場所を変えている移動式オービスには対応が不可能ですし、レーダー波を検知するタイプでは捕捉が不可能です。
レーダー探知機に頼るのは効果的ではありません。
※2019年4月にユピテルから『レーザー式移動オービス』対応のレーダー探知機『SUPER CAT LS300』を発売予定。もしかしたら移動式オービスの対応策になるか!?
移動式オービスは事前の看板で対応可能?
固定式のオービスで取り締まりを行う場合は、オービスの設置ポイント手前に必ず「スピード注意 自動速度取締機設置区間」的なことを書いてある看板が設置されています。
これは運転手の顔を撮影する関係で、設置が義務付けられているようです。通常であればこの看板に注意して走行していれば、オービスの存在を察知することができるのです。
が、しかし!
移動式オービスでは事前告知の看板設置の義務がないそうです。つまり移動式オービスの設置を事前に察知することは極めて困難なのです。
実際に予告看板がない移動式オービスの目撃例が多数報告されています。
じゃあどうやって移動式オービスに対応すればいいの?
注意すべき点をしっかりしていればひっかかることはなかったオービスですが、移動式オービスの誕生により対策に手を焼くことになりそうですね。
とはいえ移動式オービスにも対応策はあります。
①速度制限を守る
オービスはスピード違反を取り締まるわけですから、速度制限を守っていれば大丈夫なのです。
オービスに取り締まられるのは一般道で制限+30km/h、高速道路で+40km/hを超えた時なのです。
これはなぜかというと、一発免停になるレベルのスピード違反をしなければオービスにひっかかることはないからです。
なぜみんながオービスをやたらと気にするかというと、オービスが光る=一発免停になるからなんですね。
これを頭に入れておけば、とりあえずオービスがあっても何の問題もありません。
②Twitterで情報を仕入れる
Twitterではオービス情報をリアルタイムに仕入れやすいので、移動式オービス情報をTwitterで調べるという方法があります。
とはいえ運転するたびにTwitterでいちいち移動式オービスを気にしていると、楽しくドライブできませんね。
③240km/h以上で走行する
現状投入されているオービスは、最も性能が良い物で240km/hまでしか対応していないという話があります。
つまり240km/h以上で走行していればオービスにはひっかからない・・・かもしれません。
最近導入されてきているオービスは性能が上がってきていますし、そもそも240km/h以上で巡行するのはあまり現実的ではありません。
300km/h近いスピードで走行しても、はっきりと顔とナンバープレートが映り込むほどのオービスもでてきていますので、これについては自己責任でお願いします。
もし240km/h以上でオービスに撮影されればニュースになることは間違いありません(笑)
現実的なのは①ですね(笑)ポイントを抑えて安全運転することが最も効果的な対策なのです。
移動式オービスまとめ
[memo title=”まとめ”]・移動式オービスは神出鬼没
・レーダー探知機は信用しきれない
・事前に取締を予告する看板がない場合がある
・一般道では制限+30km/h、高速では+40km/h以下であればオービスは光らない・・・はず
[/memo]
移動式オービスは主に一般道での設置がメインであり、高速道路での目撃例は少ないですがスピードを守って運転することが最大のオービス対策になりそうです。
240km/hオーバーでの走行は・・・どうなっても僕は一切責任を取りません(笑)