車を購入する際に必ず必要になるのが「車庫証明」という書類ですが、警察署は平日しか対応してくれないようで・・・
多くの労働者の方は平日に警察署に行くことはできないのですが、土日に車庫証明の対応をすることはできないのでしょうか?
車庫証明を早く取らないと納車が遅れてしまう!!と焦る方は多い(僕もそうでした)と思うので、割とめんどくさい「車庫証明」の受付について、徹底的に解説してまいります。
車庫証明は何のためにあるの?
車は必ずどこかの駐車場に保管しておかなければいけませんよね。
まさかコインパーキングに停めっぱなしにするわけにはいかないので、車を購入するにあたりきちんとした保管場所を用意していますよという証明を国に対して行うわけです。
車庫証明は土日でも受け付けてくれるのか?
無理です!
基本的に平日の8時半~17時までしか警察署は受付をしておらず、なおかつ12~13時の間は昼休憩で受付をしていない署もあったり・・・
警察署の事務部門は恐らくスーパーホワイトなのでしょう。
でもどれだけ文句をいっても平日真っ只中にしか、車庫証明の受付をすることはできないのです。
ここで多くの労働者の方は困ってしまうわけです。
有給休暇を取りずらい文化の日本では、車庫証明をとるために休みをとれないとお悩みの方が多いのではないでしょうか。
車庫証明を申請したあと、受け取りに行かなければならないので警察署に2回も行かなければならないのです。
有給や半休を取れる場合は全く問題ないのですが、それができない場合でもなんとかなります。
なんとかならないと多くの人が車を買うことができません。
平日に警察署に行けない場合は?
いくつか方法がありますが、基本的には代わりに誰かに頼むという方法になります。
①行政書士に頼む
行政書士の仕事を奪わないために、車庫証明の受付は平日のみになっているのではないかと疑ってしまうほど・・・
代行料金は事務所によって違いますが、大体5,000~10,000円程度です。
頼る人がいない場合は行政書士にとってもらうしかないようです。
②家族に頼む
平日の日中に警察署に行けそうな家族がいれば、家族に頼んでみてもいいでしょう。
③友達に頼む
僕は友達に車庫証明の受付をお願いしました(笑)
車庫証明の受付は第三者が代理人となっても問題はありません。
あとで高いご飯をおごることになりましたが、平日空いてそうな友人を頼るのは1つの手ですよ。
④ショップの人に頼む
車を購入したショップの人に車庫証明を受付をお願いするという最終秘奥義。
運が良ければ引き受けてくれますが、あまり無理を言ってお願いをしないようにしましょう。
車庫証明の受付を代行する際に渡すもの
代理人に渡すもの一覧はこちら!
[memo title=”代理人に渡すもの”]
・自動車保管場所証明申請書
・保管場所の配置図および所在図
・保管場所標章交付申請書
・権原書面
・現金
・実印※
[/memo]
車庫証明の受付の際、「自動車保管場所証明書交付手数料」約2,100円と「保管場所標章交付手数料」約500円が必要となるので、代理人に3,000円くらいお金を渡しておきましょう。
行政書士に頼むのであれば、後払いになるか元々依頼料金に含まれているはずですが、一度行政書士に聞いてみましょう。
また、申請した車庫証明を受け取りに行く際にも別途で500円程度現金が必要なので要注意。
実印を渡すのは理由がありまして、車庫証明の内容に不備があった場合訂正印として実印が必要となります。
せっかく代理人に車庫証明の受付を頼んだのに書類に不備があり提出ができないとなると、頼んだ意味がなくなりますよね。
書類内容に不備があるかも・・・と不安がある場合は一応実印を手渡しておいてもいいかもしれません。
ただし自己責任でお願いします。
では最後に申請に必要な書類をおさらいして、さくっと車庫証明の受付を終わらせてしまいましょう!
①自動車保管場所証明申請書
車種の情報や自分の名前をかいたりしたやつですね!
②保管場所標章交付申請書
書いてあることは①と同じ。
③権原書面
月極だと、駐車場の管理人に書くのをお願いしたやつです。
自分の家の駐車場だと自分の手で書かれたはずです。
④保管場所の配置図および所在図
恐らく駐車場の詳細は手書きで頑張って書いたも努力の結晶だと思うので、忘れないように!
⑤約3,000円
申請手数料は都道府県により若干違いますが、3,000円あれば大丈夫です。
申請時で約3,000円弱、受け取り時に約500円の現金が必要です。
⑥実印
不安な場合は念のため。
平日に車庫証明を出せない時の対応まとめ
原則平日しか車庫証明の受付ができないのは非常に不便ですので、その場合は維持と気合で有給休暇を取るか代理人に頼む以外の方法がありません。
行政書士に頼むのが一番手っ取り早いですが、身近な人に頼めるのであればお願いするのが1つの手ですね。
以上、車庫証明の受付についてお届けいたしました!