ポルシェのオプション地獄商法とは?なぜ価格が高いのか?

ポルシェボクスターやケイマンなどは、新車価格でも700万以下なので頑張ったら買えるじゃん!

と思って見積もりを出すと、なぜか1000万を超えていたりします。

なぜならオプションがやたらと高いからです。

オプション地獄だとかオプション商法と言われていますが、なぜポルシェのオプションはこんなに高いのか、そもそも本当に高いのか、じっくりと検証していきましょう。

 

目次
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ポルシェのオプション地獄商法って何?

ポルシェオプション地獄商法

ポルシェのオプションは一部ではあまり評判が良くなく、なぜかというとオプションを付けていくと見積もり金額が車両価格からかけ離れて高くなるからです。

これは必要だよね~これも最低限は欲しいな~とかやっているだけで、なぜか見積もり金額が高くなると。

そのためポルシェの”オプション商法”だとか”オプション地獄”と言われるようになってしまったようなのですが・・・

 

それは果たして本当なのか!!

ということで実際にポルシェの見積もりを実行してみました。

 

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実際にポルシェをオプションモリモリ?で見積もってみた

今回実際に見積もりを出してみるのは718ケイマン!

水平対向4気筒ターボエンジンを搭載する、2018年現在ポルシェのラインナップの中で最も安価なモデルです。

車両本体価格は¥6,730,000ですので、無理をしたら買えないこともない??

では早速見積もりをしてみましょう!

ポルシェオプション地獄商法

カラーはイエローを選択!もちろん追加料金は発生しません。

さて、次はホイールの選択です。20インチの911ターボのホイールがカッチョイイので、それを選択します!

ポルシェオプション地獄商法

おお、思った通りカッコいいぞ~。さて、次に行こうか・・・

ん?

 

ん????

ポルシェオプション地獄商法

¥700,000・・・元のまんまでいいや()

 

気を取り直して次は内装をアレンジしていきましょう。

ここまでのオプション価格は¥0。少し地獄の深淵を覗いてしまった気がしますが、なかったことにしましょう。

 

せっかくポルシェを買うのであれば、本革シートがいいですね。個人的にはブラウンカラーがすきなのでコニャックなんとかをチョイス!

ポルシェオプション地獄商法

いい味をだしています!

ポルシェオプション地獄商法

¥777,000・・・

 

やっぱ本革じゃなくていいや。シンプルイズベストです。

スタンダードでもアルカンターラのシートなので、わざわざ欲深くなる必要はないのです。

次はシートの選択です。ご丁寧に値段が表記されています。

ポルシェオプション地獄商法

高い。僕はケチなのでそこまで追求しません。普通のシートでいいです。

さて、ここまでのオプション価格は¥0。我ながら頑張っていると思います。

 

次は様々な細かい装備類の選択に移ります。

とりあえずLEDのヘッドライトを装着!

ここでついにオプションを選択することを決意します。

ポルシェオプション地獄商法

LEDライトのお値段は¥323,000!ちょっと・・・いや、かなり高い気がするぞ。

でも最近の車なのでとりあえず装着しますよ。

ポルシェオプション地獄商法

・・・

勝手に”フロントウィンドウ グレーティント”という謎のオプションのセット販売をされました

なんだこれは。でももう気にしません。

 

次に選択するのは電動格納ミラー。普通の車なら標準装備ですが、ポルシェはそうではありません。

ポルシェオプション地獄商法

価格は¥49,000なので割と良心的?です。

 

そしてポルシェエントリー&ドライブシステムというオプションを選択。

キーレスエントリーやコーナーセンサー等、色んなものがついてくるのでとりあえず選択。

ポルシェオプション地獄商法

価格は¥115,000であり、システム的に色々ついてくるので妥当・・・なのだろうか。

 

他にはバックカメラの装着も考えましたが、バックカメラに頼ると運転が下手になると思うので装着はしません。

ちなみにバックカメラを装着すると、¥168,000が別途かかります。

 

次はトランスミッション/シャーシの項目へと移ります。

漢は黙ってMTだと思うので、僕は黙ってMTを選択します。

MTが嫌なのであれば¥472,000を払ってPDKを選択しましょう。

僕はつけませんけどね!

 

そして気を取り直し、スポーツクロノパッケージを装着。

ポルシェオプション地獄商法

価格は¥294,000と安くはないのですが、ポルシェの走りを楽しむためには必須な気がするのでとりあえず装着します。

シフトダウン時のブリッピングがうんたらと書いてありますが、MTなら自分の手足でブリッピングをキメてこそ

 

次はインテリアの項目へと移ります。

オートエアコン機能は正直要らないと思うので、¥125,000も払って装着しません。

クルーズコントロールも要らない!人間クルーズコントロールになればいいのです。

そもそもMTにクルコンは装着できません。

 

でも車両盗難防止システムだけは¥80,000を払って装着してしまいました。

しかしよく見ると、何かあった時にアラームが鳴るだけ?なのであまり役に立ちそうにありません。

これ要らないかも・・・でもつけます。

 

画面をスクロールしていくと、少し目を疑うオプションが出現しました・・・

ポルシェオプション地獄商法

フロアマットが¥18,000でオプション????

まさか選択しないとフロアマットがないのか(笑)

フロアマットがないのはさすがに嫌なので装着します。

 

その他色々細かい部分の選択があるのですが、もうね、ポルシェに小細工なんて要らないのです。

オーディオも豪華にできますが、ポルシェに乗る以上音楽は要らない。

エンジン音がBGMなんです。

 

そんなこんなで出来上がった僕だけの718ケイマンがこちら!

ポルシェオプション地獄商法

ポルシェオプション地獄商法

ポルシェオプション地獄商法

本体価格 ¥6,730,000
オプション価格 ¥783,000
合計価格 ¥7,513,000

 

まあこんなもんじゃないですか?

ポルシェのオプション地獄商法なんていうのは、話に尾ひれがつきすぎているだけです。

 

・・・

 

もう一度見積もりをしてみましょう。

次は金額を気にせず自分好みの1台に仕上げます。

妥協はしない!The Best or Nothing!

ということで見積もった結果はこちら。

ポルシェオプション地獄商法

ポルシェオプション地獄商法

ポルシェオプション地獄商法

カッコいい僕好みの最高の718ケイマンの出来上がり!

お値段はどうなっているのか!?

ポルシェオプション地獄商法

ポルシェオプション地獄商法

 

本体価格 ¥6,730,000
オプション価格 ¥5,390,000
合計価格 ¥12,120,000

ケイマンGT4の車両価格を200万近く上回りました(笑)

新型ポルシェ718ケイマンGT4は2018年発表?スペックに迫る!

 

そして見積書が1枚に収まりきらないという異常事態(笑)

オプション価格だけでもう一台ケイマンが買えそうなんですが、もう何が起きているのか分かりません(笑)

 

やはりポルシェにはそう簡単に手が届かないのか・・・

 

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ポルシェのオプションが高い理由!

ポルシェ911 歴史

オプション単価が高いうえにオプションの量がとにかく多い!

オプションも魅力的なので、たくさん選んでしまいがちなのが大きな原因ですね。

そんなこんなでチリ積方式でオプション価格が上がっていくのです。

 

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まとめ

[memo title=”まとめ”]
・ケチると良心的な価格に収まる
・フロアマットや電動ミラーがオプション(笑)
・一部オプションの単価がやたらと高い
・オプション地獄の沼に落ちると・・・
[/memo]

ポルシェのオプション地獄、オプション商法という言葉が生まれた原因は分かっていただけたと思いますが、文句があるなら買うなということですね。

 

素のポルシェを自分好みにアレンジできる楽しみがある、と考えるべきでしょう。地獄というよりはポルシェの沼ですね。

 

いずれにせよ、最高のポルシェを手に入れるにはお金が必要ということです。

以上、ポルシェのオプション地獄商法についての記事でした!

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コメント

コメント一覧 (3件)

  • 私は以前にカイエンを検討しようとしてディーラーに行き、オプション価格に驚いて帰ってきました。

    確かに素の状態のカイエンなら他車と比較してもちょっと高いレベルなので検討の余地はありますが、欲しいオプションを付けて行くと数百万円は上になります。

    払えない金額ではないですが、同レベルの他車と比較して数百万円余分に払う価値があるのか・・・あると言う人も居るでしょうが、私はそこまで払う気はないので結局レクサスにしました。ポルシェの価格を見るとレクサスは余程「良心的」です。別にポルシェでも買えない金額ではないですが、販売方法に共感できないので。

    デザインや性能は魅力的ですが、一気に熱が冷めるくらいのプライスでした。

    • コメントをいただきありがとうございます。
      ポルシェは好きなだけオプションをつけていくと、えげつない金額になりますね。

      ポルシェそのものが好きだ!というレベルでなければ。引いてしまうかもしれません。

  • 私は4万キロ走った中古の981ボクスターを500万ちょいで買いましたが、オプションを反映させた新車では1000万円を超えていました。(サーボトロニック等、外見から判断できないopもあるので、もとの新車ディーラーに新車で着けられたopを問い合わせもしました)個人的には車の寿命は10万キロで、1万キロ走るごとに価値が10%落ちていくと考えていたので、妥当かなとは思います。

    必須:電動格納ミラー、ショップオプションのETC、(ボクスターなら特に)シートヒーター

    あると効果を実感できる本当にいいもので、後付できない物:シートベンチレーション、PASM

    無くて良いもの:オートエアコン、スポーツクロノ他、PASMを除く走り系オプション”全て”

    今は改善されていると思いますが、スポーツクロノを入れると磁性流体を利用したダイナミックエンジンマウント(911系だとトランスミッションマウントだったかな)がもれなく取り付けられ、そしてすぐ壊れて修理費は凄く高いのです。

    スポーツクロノ入れなくても、スポーツモードは標準であるのでそれで峠レベルなら充分楽しめます。

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