前回はメルセデスベンツEクラスW212前期型の情報をお伝えいたしましたので、今回はW212後期型についての情報をお伝えします。
ベンツEクラスW212前期型の中古車価格や燃費や故障頻度は?
前期型と比べ故障頻度が減ったW212後期型の中古車価格、燃費やパワーなどのスペック、故障など購入を検討されている方が気になる情報をお届けいたします。
メルセデスベンツEクラスW212後期型とは?
メルセデスベンツEクラスが2009年から2016年にかけて販売していたメルセデスベンツEクラスW212型の、マイナーチェンジ後のモデルがW212後期型です。
不評であった角目4灯が刷新され、まるでフルモデルチェンジをしたかのごとく変わり果てた姿で世に姿を現しました。
見た目だけでなく目に見えない細かいパーツの改良などを加え、W212前期型を成熟させたモデルとなりました。
メルセデスベンツEクラスW212後期型の外観
①セダン
W212前期型のトレンドマークだった目の離れた角目4灯は廃止され、画像のようにオーソドックスな丸みを帯びたヘッドライトへと変更されました。
LEDの点灯の仕方が特徴的ですね。前期型は一部のコアなファンには人気ですが、一般受けするのは後期型ですね。
Cクラスと比較して全長が長く、Eクラスとしての存在感を感じます。
サイド、リア周りはW212前期型とほぼ同じですね。
しかし、フェイスリフトが変わるだけで車の持つ印象は大きく変わってしまいますね。
②ワゴン(S212)
ワゴンでも美しいシルエットは健在です。
セダンとワゴンのどちらが良いのか?という質問に対しては、荷物をたくさん積みたいならワゴン、あとは見た目の好みの問題とお答えしておきます。
メルセデスベンツEクラスW212後期型の内装
①セダン
華やかなインパネ周りではありませんが、綺麗にまとまっていますね。
“The Best or Nothing”が理念ですから、余計な機能はついていません。
グレードによってはウッド調の内装となり、高級感が漂います。
内装は前期型から大きな変更はなく、後部座席の広さも健在です。
大人2人が座っても余裕があり、長距離の旅行にはもってこいです!
②ワゴン(S212)
セダンと内装は同じですが唯一違うのはここ!
Eセグメントのステーションワゴン最大級の荷室スペースが、W212型Eクラスのセールスポイントです!
メルセデスベンツEクラスW212後期型のスペック
E250 アバンギャルド | |
全長 | 4,890mm |
全幅 | 1,855mm |
全高 | 1,455mm |
車両重量 | 1,750kg |
ホイールベース | 2,875mm |
最小回転半径 | 5.3m |
タイヤ(前) | 245/40R18 |
タイヤ(後) | 265/35R18 |
エンジン型式 | M274 |
排気量 | 1,991cc |
最高出力 | 211ps |
最大トルク | 35.7kg・m(350N・m) |
燃費(JC08) | 15.5km/L |
スペックそのものはW212前期型と大きくは変わりません。
排気量が200cc程大きくなり、出力が若干向上している点(前期型E250ブルーエフィシェンシーと比較した場合)、そして燃費の向上が変更点ですね。
ベンツEクラスW212前期型の中古車価格や燃費や故障頻度は?
室内空間が広い割には全幅が1,855mmと非常に良心的なサイズとなっており、Eセグメントの車としては日常での使用においての取り回しという面で、使い勝手がいいですね。
また、前述しましたが搭載されるエンジンが変更されました。
W212前期型のE250から200ccほどボアアップされ、出力は7馬力ほど向上。
成層燃焼リーンバーンとターボの組み合わせを世界で初めて採用したエンジンであり、そのおかげで高い環境性能と動力性能を実現しています。
リーンバーンというのは理想空燃比よりも、空気の比率が高い状態を表しています。
混合気における燃料の比率が低いということですね。
訳が分からないという人のために分かりやすく説明します。
合コンの理想って男女比が1:1になることだと思いますが、リーンバーン=女性の比率が高くて男女比が1:1になってない!!
みたいな感じです。そんな状況でも合コンが成功するようになんとかしたのが、W212後期型に搭載されているエンジンなのです。
このM274というエンジンは有能な合コンの幹事というわけなのです。
結論:M274エンジンは有能
メルセデスベンツEクラスW212後期型の中古車価格
走行距離5万キロ以下、修復歴なしの車両の相場をご紹介します。
グレードやオプション装備により価格帯に幅がありますが、E250やE350あたりであれば300万円弱~のお値段で手に入れることが可能です。
年式が新しくなり、走行距離が少ない物に関しては400万円強の個体もありますが、おおむね300~400万円程度で取引されています。
前期型と比べると相場は高いですね。
メルセデスベンツEクラスW212後期型は故障する?
W212前期型ではエンジンオイル漏れやエアマス(エアフロ)センサー故障と言った持病を抱えていましたが、後期型になり故障頻度は大幅に減ったようです。
W212前期型をベースに、2000箇所にも及ぶ改良を行った賜物ですね!
購入価格はW212前期型の方が圧倒的に安いですが、故障とは無縁のW212ライフを送りたいというのであれば後期型の購入をおすすめします。
ベンツEクラスW212前期型の中古車価格や燃費や故障頻度は?
ただし、後期型だからといって絶対に壊れないわけではありませんし、走行距離が増えれば当然メンテナンスが必要な個所は増えてきますので、その点だけはお忘れなく。
メルセデスベンツEクラスW212後期型の実燃費
市街地走行で約11km/L、高速道路では15km/L近くまで燃費が伸びることがあります。
W212前期型と比べると実燃費が向上しており、お財布にも優しい仕様ですね!
E350では平均燃費が10km/Lを割ることがあるようですが、3.5Lものエンジンを搭載しているのであれば上出来ではないかと思います。
ブルーテック(ディーゼル)の燃費はどうでしょうか。
ブルーテックにはE220、E250が存在しますが、カタログ燃費は18.6km/Lです。
カタログ燃費がかなり良い数値を叩き出しているだけあって、実燃費は13km/L前後とかなり低燃費な車として仕上がっています。
なおかつガソリンは軽油なので家計にも優しいですね!
[sen]
W212型の後期の中古車価格は新車時の半額程度とかなりお買い得です。
とはいえ安い買い物ではありませんよね。
今ある車を高く売ることが出来れば、W212後期を手に入れる未来が一気に現実的になりませんか?
W212が手元にある未来を想像しながら、僕と友人の体験談を読んでみてください!
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[sen]
メルセデスベンツW212後期型の動画
①セダン
画像で見るより動画を見た方がイメージをつかみやすいのは間違いないです。
ロペライオチャンネルなら安心して見ることができます!
②ワゴン
いつもの”ロペライオチャンネル”です。安全安心のロペライオクオリティ。
参考までにW212前期型の記事はこちらです。
ベンツEクラスW212前期型の中古車価格や燃費や故障頻度は?
最後に
メルセデスベンツW212後期型の中古車価格は、若い人にとってはまだ高く感じてしまうかもしれません。
しかしながら新車価格の約半分で購入できるということは覚えておいてください。
故障も前期型と比べて減少し、高い完成度をほこるW212後期型の購入を是非一度ご検討してみては?