スバルフォレスターは2018年夏にフルモデルチェンジを控えています。
つまり現行のSJ型フォレスターの中古車価格が安くなって手に入りやすくなるのでは！？
ということで、安く人気のSJフォレスター”XT”を購入したい方のために、中古車価格相場をはじめ、燃費などのスペック情報、そして気になる注意点や故障などについて解説してまいります！
それにしてもフォレスターの公式ホームページは、新型のSK型フォレスター一色になってますね。
まあSJ型フォレスターは生産終了してしまったので、当たり前といえば当たり前なのですが。
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SJフォレスターXTとは?
SJ型フォレスターは2012年11月にフルモデルチェンジを行った4代目に当たるフォレスターのことです。
スバルフォレスターは砂漠を走ることを前提に作られたわけではありませんが、悪路走破性には定評があり、ダートや雪道でその性能を発揮する本格派のSUVです。
ファッションだけのなんちゃって見た目だけSUVとは違うわけですね。
その中でもフォレスター”2.0XT”はSJ型フォレスターの中でも最上位グレードにあたり、新車価格は312万円のモデルです。
他のグレードとの一番の違いは搭載しているエンジンであり、2リッターターボの280馬力と他のグレードと比べ100馬力以上もパワーアップしています。
280馬力もあれば、アクセルを踏み込んだ際に強烈な加速を味わうことができるでしょう。
SJフォレスターXTの外観
ブラックのグリル、フロントバンパーのサイドにエアインテークが装着されており、他のグレードと比較するとスポーティな仕上がりになっています。
SJフォレスターXTの内装
シンプルイズベスト、という感じですね。面白みがある内装ではありませんが、実用性の上では問題はありません。
でもお洒落な内装とはお世辞にも言えないですね。
XTはシートが専用のものとなり、本革シートを採用していますので意外といい物を使っています。
ただし、シートの側面と背面及びヘッドレストなどに合成皮革を使用しているようです。
SJフォレスターXTスポーツのスペック
| フォレスター2.0XT | |
| 全長 | 4,595mm |
| 全幅 | 1,795mm |
| 全高 | 1,715mm |
| 車両重量 | 1,610kg |
| ホイールベース | 2,640mm |
| 最小回転半径 | 5.3m |
| タイヤ(前) | 225/55R18 |
| タイヤ(後) | 225/55R18 |
| エンジン型式 | FA20 |
| 排気量 | 1,998cc |
| 最高出力 | 280ps |
| 最大トルク | 35.7kg・m(350N・m) |
| 燃費(JC08) | 13.2km/L |
最初の項目でも触れましたが、特筆すべきは2リッターの水平対向4気筒ターボエンジンが生み出す最大280馬力というパワーです。
他のグレードでは決して味わうことができない加速を味わうのであれば、グレードはXT一択です。
街乗りでそんなにパワーが要る場面ってぶっちゃけないんですが、車好きにとってパワーは大事な要素の1つです。
また、XTのみ他のグレードとは違い”スポーツリニアトロニック”CVTを装備しています。
通常のリニアトロニックとは違い、スポーツ性能を向上させたCVTです。
また、「CVTアレルギー」の人のためにマニュアルモードが備え付けられています。
走行モードを”S＃”にするとマニュアルモードに切り替わり、8速のクロスレシオを楽しむことができます。
つまり、まるで通常のミッションのように加速と回転数の上昇が一致するわけです！
CVTアレルギーの方がスバル車を買う場合は、間違いなくスポーツリニアトロニックを装備している車種を購入した方がいいですね。
SJ型フォレスター2.0XTの特筆すべき点は以上の2つ、パワーとスポーツリニアトロニックの搭載だと思います。
SJフォレスターXTの中古車相場価格
現実的な問題である、価格の話題に入ります。
まずはSJフォレスターXTの新車価格は、312万円ということを頭に入れておいてください。
SJ型フォレスターXTの140万～360万円と非常に幅広いです。年式が古く走行距離が8万キロ前後のものは150万円程度で取引されています。
とはいえちょっと過走行気味で嫌ですよね（笑）
ということで走行距離が5万キロ程度の中古車相場を見ていきましょう。
走行距離が5万キロ弱のモデルの相場は、200万円前後で取引されています。
オプションが豊富な個体だと250万近いものがあり、新車価格から推定▲100万円程度下がっていますね。
新車価格が312万円というのはノンオプションでの値段ですから、それくらいは値下がりしています。
もっとお金出せるよ！という方は新型のSK型フォレスターを新車で買ってもいいのではないでしょうか（笑）
とはいえ新型のSK型フォレスターはターボが廃止され、ハイパワーモデルも併せて廃止となる可能性があるので、このXTが最後のハイパワーなフォレスターとなってしまうかもしれません。
そんな時は新車同然のXTを300万近く出して購入するのはアリだと思います。
さて、ここからが重要なのですが中古車相場価格は型落ちすると下落する傾向があるので、新型フォレスターが登場する夏場以降はさらに中古車相場が落ちてくるはずです。
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そこを狙うのも1つの手段です！
SJフォレスターXTは故障・注意点は？
SJ型フォレスターは基本的に故障は少ない車であり、比較的安心して維持できる車であることは間違いありません。
ただ注意点というのはありまして、それは水平対向エンジンの整備性の悪さです。
ポルシェとスバルのみ？が採用している水平対向エンジンはメリットは多いものの、整備性が悪いため普通の車ならちょっとした作業であっても、フォレスターだと手間がかかる場合があります。
例えばエンジンプラグの交換がそれに該当します。
そうなると工賃が高くなるので、必然的にちょっとした修理でも高くついてしまうことがあります。
とはいえフォレスターは一般大衆車なので、余程大きな故障がない限り維持に問題が出るほどの高額修理にはなりません。
SJフォレスターXTの実燃費
280馬力の2リッターターボの購入を検討される方はきっと燃費なんて気にされていないとは思いますが、念のためご紹介いたします。
SJフォレスターXTの実燃費は、市街地走行で9km/L～10km/L前後と、ハイパワーな割にはまあまあいい数字を叩き出しています。
高速道路や郊外走行時は12km/L～14km/L前後と優秀です。
平均6km/Lしか走らない車に乗っている僕からすると、もはやエコカーですよ（笑）
SJフォレスターXTの動画
動画越しでもいいので、実際に動いているフォレスターを見ることでXTへのイメージが高まります。
画像だけでは分からない部分が多いですからね。
最後に
最後のハイパワーターボモデルとなるかもしれない、SJ型フォレスター2.0XTはいかがでしたでしょうか。
もしかしたら280馬力のモデルとして、今後人気が出てくるかもしれませんので、今のうちに購入してしまうのもよいのではないでしょうか。
僕の予想では普通に価格が下落すると思いますが（笑）