岐阜県関市にある車のパーツショップであるNANIYAの社長が逮捕されたようです。
原因は偽物の高級・構成のブレーキのメーカーであるブレンボ(brembo)のキャリパーを売っていたことだとか…
NANIYAの事件の概要
伊製高級メーカーのロゴを無断使用、偽ブレーキカバーを販売した男ら逮捕 https://t.co/JoOsmHI86O #cbc #news
— ミッキーマウス アルファード (@hideyuki410824) 2018年4月5日
ブレンボ(brembo)に無許可で勝手にロゴを使ったことが「商標法違反」となり逮捕に至ったようですね。
物は中国から取り寄せていたそうですが、原価は一体いくらなんでしょう…
岐阜県関市のNANIYAって?
LEDを始めとする車のドレスアップパーツなどを取り扱うお店で、地元の車好きにはそこそこの知名度があるようです。
店内のレイアウトを見ると、地元にあった釣具屋を思い出してしまいました(笑)
ブレーキのブレンボ(brembo)とは?
車好きなら誰もが知っているブレーキのメーカーであり、レースでの実績、知名度、性能全てにおいてトップクラスの存在です。
もちろんのことお値段もそれなりにするのですが(笑)
高級車やハイパワー車に純正で装着されることが多く、圧倒的なストッピングパワーをほこるブレンボ(brembo)が信頼されている証です。
F1やWRCでも使われているため、その地位は揺らぐことはないでしょう
かつてWRCを沸かせた狂気のマシンにもブレンボ製の水冷ブレーキが使われていたとか・・・
リンク:ランチアデルタS4 WRC「グループB」狂気のマシンとは?
NANIYAのブレンボはプラスチック製!?
NANIYAで発売していたブレンボのキャリパーはなんと、プラスチック製(笑)
元のキャリパーに被せて使うのだとは思いますが、高熱になるブレーキにプラスチックカバーを被せるなんて狂気の沙汰です。
ブレンボのキャリパーの価格は?
物にもよりますがキャリパー4輪セットでうん十万円は当たり前の世界であり、数千円で買えるパチモンとは比べ物になりません。
ブレンボ製ブレーキディスクが1枚15万円もしたりと、レースの世界でも一流のブランドなので高性能になればなるほどお高くなります。
僕のC63も純正ブレンボ(brembo)なのですが、高価なディスクの磨耗が恐ろしいですね(笑)
最後に
ブレーキは重要保安部品であり、ブレーキがきちんとしていない車はまさに走る棺桶です。
ブレーキ性能が生死を分けるかもしれませんし、ブレンボだから助かった!なんてこともあるでしょう。
必ずしもブレンボである必要はなく高性能なブレーキは多種多様ですが、メンテナンスやディスクが磨耗していないか等の確認は怠らないようにしたいですね。