2018年6月!ついにトヨタの新型クラウン220系が発売されましたね。
今回は新型クラウンの内装について徹底的に解説してまいります。
安っぽい・しょぼいなんて言う意見もありますが、なぜ安っぽいとかしょぼいと言われてしまうのか!?
そんな部分も含めて、クラウンの内装を画像を交えて後部座席の広さ等にも触れながらお伝えします!
[box class=”box1″]★”トヨタ”新型クラウン”220系のまとめページはこちら!新型クラウンの情報を徹底網羅!★
[kanren id=”5420″][/box]
新型クラウン220系の内装①(前列座席)

引用:TOYOTA
黒を基調とした内装となっており、非常に落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
高級車なんだぞ!という自己主張は感じられず、大人で自己アピールを抑えていますね。
とにかくシンプルな作りを目指してデザインされています。
ランドクルーザー等と比較すると物足りなさを感じてしまうかもしれませんね。
画像を見ると分かるのですが、アクセルペダルではオルガンペダルを採用。
好みの問題ですがオルガンペダルは欧州車広く採用されています。
欧州車に乗りなれた方にとっては、馴染み深いのではないでしょうか。
新型クラウン220系の内装②(後部座席)
後部座席の空間は広々としています。
タクシーや役員の送迎者としても広く使われるクラウン。
後部座席が狭くては話になりませんからね。
180cmの大人が座っても窮屈さを感じないように空間設計をされています。
少なくとも膝元は余裕がありますが、普段運転席や助手席にしか座っていない人にとって足元はちょっと窮屈に感じてしまいますね。
また、後部座席の足元中央がもっこりしているのが分かるかと思います。
FRの宿命なのですが、動力を後輪に伝えるプロペラシャフトというパーツがボディの下を通っている関係で、後部座席の足元中央はどうしても盛り上がってしまうのです。
5人フル乗車するくるまというよりは、最大でも4人が乗ってゆったりするような設計なのです。
新型クラウン220系の内装③(細部)
Ⅰ、メーター
最近では一般大衆車にも採用されるフルデジタルメーターではなく、アナログのメーターが採用されています。
中央部には様々なインフォメーションが表示される設計ですが、スピードメーターは見慣れた針が動くタイプですね。
原始的な分壊れにくく、壊れても直しやすいというメリットは存在しています。
でもちょっと安っぽかったですね(笑)
Ⅱ、シフトレバー&ドリンクホルダー
シフトレバーは昔ながらのフロアシフトを採用しています。
シフトレバーを複雑にしても事故につながるだけなので、シフトレバーの構造はシンプルなのが最も機能的に優れていると思います。
また、この画像を見ると電動パーキングを採用しているのが分かりますね。
残念ながら新型クラウン220系でサイドターンをすることはできなさそうです。
ちなみにメルセデスベンツのスリーポインテッドスターのようなマークの部分は、ドリンクホルダーになっています。
ドリンクホルダーを使う時は蓋の部分を下に押し込むと物を置けるようになります。
ドリンクホルダーに埃が溜まらないようにするための工夫だそうです!
Ⅲ、ドアの内側
ドアの内側はカーボン調になっています。全てのグレードでカーボン調なのかは要検証ですが、スポーティな印象が出ていますね!
Ⅳ、液晶
なんで2画面もあんねん!
とツッコミたくなりますよね。
上部の画面がカーナビが表示される画面であり、下の画面ではエアコンの温度が表示されます。
両方の画面にナビを表示させることもできますが、この使い方はあまり意味がありませんね(笑)
Ⅴ、後部座席のエアコンの通風孔
後部座席に役員や要人を乗せるための車ですから、きちんと後部座席の温度管理ができるように、後部座席にもエアコンの通風孔がしっかりと装備されています。
温度調整はここではできませんが、温度調整は運転手の役目です。
Ⅵ、後部座席のアームレスト
後部座席のアームレストはただの肘置きではありません。
シートヒーターやエアコンの温度調整、音楽の切り替えなど様々な操作を行うことができます。
※Gというグレードの専用装備です。Gグレード以外は普通のカップホルダーが装着されています。
役員送迎者として使われることを想定されているため、後部座席は非常に多機能な作りとなっているのです。
Ⅶ、後部座席のドリンクホルダー
後部座席のドリンクホルダーはドアの下側に装備されています。
ここにペットボトルを置きっぱなしにしてしまった経験、何度かあるのではないでしょうか。
僕はあります(笑)
先代クラウン210系の内装画像
先代のクラウンの内装も非常にシンプルな作りになっています。
クラウンの内装は派手過ぎず、大人な落ち着いた雰囲気を醸し出すことをコンセプトにしているのでしょう。
クラウンの内装がしょぼい・安っぽいと言われるのはなぜ?
クラウンの内装はずばり!シンプルな作りになっているからです。
比較としてランドクルーザープラドの内装を見てみましょう。
カラーの影響もあるかもしれませんが、非常に温かみのある内装です。
ステアリングやダッシュボードに木目調のアクセントがあり、木目調が使われているだけでぱっと見高級感が生まれます。
つまりランドクルーザープラド等と比較すると、シンプルすぎて面白みがないと感じる人がいるのでしょう。
それが安っぽい・しょぼいという意見に繋がってくるのです。
新型クラウン220系のその他の記事
[box class=”box1″]★”トヨタ”新型クラウン”220系のまとめページはこちら!新型クラウンの情報を徹底網羅!★
[kanren id=”5420″][/box]
新型クラウン220系の内装まとめ
新型クラウン220系の内装は非常にシンプルですね。
見た目よりも実用性と快適性で勝負と言ったところでしょうか。
内装の豪華さはありませんが、ニュルブルクリンクで鍛え上げた新型クラウン220系は走りの面で大いに期待できそうです。